【さむらい物語】第102話 ~さむらい転職を志す~

やあやあ、さむらいである。

いやはや、月日が経つのが早過ぎる。

気付けば2週間が経っており、『さむらい物語』の更新日となっていた。

普段の“実戦記”を綴るルーティンとは異なるので、中々の労力を要するのである。

もっと、頻繁に更新しろよと言うお声も耳にするのであるが、2週間置きの更新で手一杯である為、ご理解下さると嬉しいのである。

と言う訳で本日であるが

『さむらい物語』

をお届けしよう!

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい『過去の記憶や足跡』『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、見ていこうと言う趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には“記憶違い”等が含まれている可能性がある事もお断りしておく。


若かりし頃から『パチスロ』に目覚めたさむらいは将来

『スロプロ』

になる事を夢に見、決意していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への感謝の念から、『野望』を胸にホテルへ就職したさむらいであったが、“ベルマン”に配属された後、“ドアマン”に配置転換される。


“ドアマン”に配属された事でこれまで無縁であった普通免許を取得し、自家用車も購入。


何より、“ドアマン”の仕事が楽しく、やりがいを感じており、“シフト作成者”として責任ある立場を任されるようにもなった我輩は益々、退職の機を失ってしまうのであった。


当時の『ぱちんこ』“最大連チャン数5回”と言う、リミッター規制が長らく敷かれていたが、1999年に解除されると規制緩和の動きが強まって行く。


そんな中、『パチスロ業界』“劇的な進化”を遂げ、“CT機”の登場を皮切りに新基準機と呼ばれる“大量獲得機”“セブンライン機”“AT機”と言った新たな機種が続々と登場する。


更には“BIG中のJAC INフラグ”を持ち越す、『シフト持越し機能』を搭載する機種まで現れると、後に“サイレントストック機”と呼ばれる“合法的なストック機”が登場するのであった。


出玉規制を進めていく『パチスロ業界』4.7号機となっていたが、とうとう5号機への規則改正を決定する。

業界が低迷するのは明白な状況であったが、『スロプロ』を目指していたさむらい

『全てを捨てる決意』

をするのであった。

前回の話しをお読みでない門下生(読者様)はこちらから

第101話

やあやあ、さむらいである。昨日は"ボーナス合算が設定1でも1/40"で話題となった新台の『ピラミッドアイ』の導入初日の初打ち"実戦記"をお届けしたのだが、お読み頂けただろうか?新台と言う事で情報は早い方が良いだろうと[…]

巨人の星

思い出の機種

鬼浜爆走愚連隊©銀座

『鬼浜爆走愚連隊』は銀座の4.7号機である。

銀座と聞いても馴染みのない門下生(読者様)も多いのではなかろうか?

元はぱちんこメーカーなのだが、現在はサミーの子会社として保通協への審査申請など活動はあるようではあるが、新機種などは販売しておらず、『うる星やつら3』を最後に新機種の販売はしていない。

しかし、現在ホールで活躍している『ディスクアップ』は実は銀座だったりする。

そんな銀座を代表する機種を上げるとすると本機『鬼浜爆走愚連隊』であろう。

この時はぱちんこメーカーであった銀座が『パチスロ業界』に参入し、1発目の機種と言うイメージ。

実際はアビリット(旧高砂)が開発、販売を行っていて、後継機はアビリットから出ている(鬼浜爆走紅蓮隊 友情挽歌編からはベルコ)。

鬼浜町を舞台としたヤンキー集団(愚連隊)の物語で、どこかにありそうなキャラであったが、完全なるオリジナルであった。

A-500タイプサイレントストック機であり、ボーナスは基本的にテーブル方式を採用していた。

連チャンモードだと128G以内の連チャンが約束され、通常モードの最大天井は768Gとなり、ハマりモードの最大天井は1280Gであった。

規定RTゲーム数消化以外のボーナス放出契機であるが、内部ボーナス成立時の“1/8”で解除抽選を行っていて、“BIG”成立時にはバリバリ目と呼ばれるチャンス目が出現した。

前兆となる“カッ飛び!!ゾーン”を経由し、連続演出成功でボーナス確定と言った流れであった。

また、メットチェリーが同時成立する複合役が成立すると鬼メーターの炎が点灯して行くのだが、この時も解除抽選を行っている。

5個点灯で全点灯となり、この時に鬼メーターが爆発するのだが、この時の解除率は“1/4”となるので、ゲーム数による天井狙いの他に鬼メーター4個点灯といった台をハイエナする事が出来た。

ボーナスに入賞すると、次回RTゲーム数“BIG”“REG”かの振り分けが抽選され、次々回のモードが決められる為、ボーナス成立時には次回モードは決まっている事になる。

次回、次々回モードや解除ゲーム数は設定変更では変わらない為、前日128G以内で閉店を迎えていた台のゾーン狙いなども出来、設定狙いをする機種と言うよりもハイエナに特化した機種と言うイメージが強い。

“カッ飛び!!ゾーン”に突入し、8G以内に連続演出に突入するとボーナス確定であったり、29ゲーム目以降に小役が成立せず、走行が続いていたらボーナス確定と言った法則もあった。

120G辺りで“カッ飛び!!ゾーン”を抜けたからと言って止めるのは厳禁である。

意外と、河川敷移動して128Gまでに当たるパターンも多かった。

“BIG”消化中にリュウジ

『タイマンじゃ~』

となれば、“仁義なき争い”に突入し、勝利を収めるとボーナス確定。

5G以内に再び“BIG”当選で、横浜銀蝿が流れる辺りは我輩世代からすると上がる所であるw

転職を志す

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『パチスロ業界』4号機から5号機への規則改正を決めた事で、『パチスロ業界』の衰退は避けられない状況であった。

そんな中、従兄の死を乗り越えた我輩は好きな事で生きていく事を誓うのだが、様々な葛藤から結婚を考えていた6年お付き合いしていた彼女を振り、今の環境全てを一旦、捨てる決心をするのであった。

実際にホテルを退職するまでに、彼女と別れてから1年近くの時間を要する事になる。

自分で振っておきながらではあるが、さすがに我輩も精神的ダメージが大きかったのもある。

『さっさと辞めてスロプロになれば良いじゃん』と、今の自分なら言えるのだが、当時はガチガチのサラリーマン。

その選択は全てを捨てた我輩でも決して、簡単な選択ではなかった。

勝てないのでは?と言った不安はない。

既に余暇の稼働だけでも副業としては十分の収支を叩いていたので、今の年収よりも稼ぐ自信はあった。

それでも、簡単に会社を辞められるとは考えられなかったのである。

会社の寮に住んでいたので辞めた後の住む家であったり、持っている自家用車はどうするのか?

何より、我輩に襲っていた不安は

『本当にスロプロで良いのか?』

と言う思いであった。

その頃には8年もホテルを勤め上げていた我輩は、完全に“社会”に飲まれていた。

ガチガチに“社会”に揉まれていた我輩は『スロプロ』と言う生き方は、人の道から反れた生き方であると既に知っていたからである。

簡単なようで難しい選択であった為、我輩は『スロプロ』になりたいと言う思いを押し殺し、スロットメーカーへの転職を考えていた。

実は我輩は学生の頃にもスロットメーカーへの就職を考えており、担任にも相談していた。

その当時の話しがこちら

第27話

やあやあ、さむらいである。『新章』突入の前に語らねばならぬ事があった。『パチスロ』の事だけ語っていたが、『ぱちんこ』に関して一切、語っていなかったのである。前回までのあらすじ『さむらい物語[…]

花満開

当時の担任は良い所に就職して、業種は違えども長く勤めたと言う職歴が有れば異業種への転職も可能だからと、ホテルを薦めてくれたのであった。

今まさにそのことを思い出し、『スロプロ』への野望は一旦、我慢し、スロットメーカーへの転職を志すのであった。

これから『パチスロ業界』5号機へと変わる事が決まり、衰退していくと言うのに、こんな状況でも求人は有るのか?

他業種から受け入れてくれる業界なのか?

最終学歴はどの程度影響するのか?

転職時の採用試験はどういったものなのか?

そもそも、会社って簡単に辞めたいタイミングで辞められるのか?

と、当時の事を思い出しても色んな不安があり、転職を経験した事がない方も同様の不安はあると思うが、まず経験者である我輩から言わせてもらうと、

『会社は意外と辞められる』

のである。

業務の引き継ぎであったり、やらなければならない事はある為、1ヶ月以上前に退職の申し出を行う事は常識ではあると思うが、自分が辞める事によって会社が回らなくなるとか、そう言った心配もあるだろうが、実際はそんな事はない。

居なくなった先輩の穴を埋めようと後輩が成長したり、責任ある立場になったり、意外とちゃんと回るので辞めたい時は会社都合は考えずに退職を申し出て良いと思う。

この時、『ドアマン』と言う職場では退職ラッシュが続いていた。

唎酒師を持っている『ドアマン』3人も居た事は過去にお話しに上げた事が有ったと思うが、その内の2人は将来、自分の店を持つ為に飲食業への転職を決め、退職して行った。

中には将来を考えられない安月給を愁い、“金持ち父さんと貧乏父さん”を読んだ先輩が

『金持ちになるわ~』

と言って辞めた方もいた。

職場環境が悪かったと言うよりは、『ドアマン』と言う特殊な職場が逆に、財界人や政治家と言った成功者を見過ぎて刺激を受けてしまう事の方が大きかった。

そう言った順番待ちではないが、様々な事があり、辞めるまでに1年近い月日を要するのであった。

総括

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上司に退職の旨を伝え、2か月後には退職出来る事に。

普通なら次の転職先を決めて辞めるのが普通であろうがこの時、転職先が決まった訳ではなく、ただ辞める事を先に決めたのであった。

と言うのも、ここで意を決しなければ募集がないからと言う言い訳を付け、ダラダラと勤め続けてしまうのでは?と言う不安があったからである。

転職活動よりも先に無職になる事を選択したさむらいであったが、果たして無事に転職する事は出来るのか?

『第103話』へ続く。。。

第103話

やあやあ、さむらいである。さて、さむらいファン及び、懐古台好きのマニアックな皆様、お待たせ致し申した。『さむらい物語』の更新のお時間である。『早く話しを進めろよ!』と言うお声も聞こえてくるのであるが、思い出の機種と言った[…]

サイバードラゴン

本日はこれにて御免!

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