さむらい物語 第86話 ~さむらいストック機と出会う~

やあやあ、さむらいである。


『さむらい物語』の更新を望む、“一定層のマニア”
門下生(読者様)がおられる以上、こちらも更新
したいと考えながらも“実戦記”の方がアクセスが
集められるとあって、またもや更新が疎かになって
しまっていた。


正直、“Google砲”に見捨てられてからと言うもの
アクセスは大幅に下がり、収益も半分以下になった
今となってはモチベーションは下がる一方なのだが
2019年は気にしないでおこうと決めたw


今年で丸2年を迎える当ブログはもはや、“老舗的”
扱いなのだろうか?


現在の我輩の立ち位置は良くわからぬが、門下生
とって価値あるブログでいられるよう今後も精進
していくだけである。


未だ、付いて来てくれている門下生には感謝しつつ
今後も応援下さると嬉しい限りである。


と言う訳で、一部のファンの皆様、お待たせ
致し申した

『さむらい物語』

の更新のお時間であるw

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい
『過去の記憶や足跡』
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性がある事も
お断りしておくw


当時から、『パチスロ』で生きていく事を
“夢”に見ていたさむらいは将来、

『スロプロ』

になる事を“決意”していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”
就職したさむらいであった。


『ぱちんこ』“最大連チャン数5回”と言う、
規制が敷かれ、時代はまさに“氷河期時代”
真っ只中であった。


しかし、『パチスロ』“CT機”の登場を皮切りに
“劇的な進化”を遂げ、“新基準機”と呼ばれる
『大量獲得機』『セブンライン機』と言った
新たな機種が登場する。


更には“BIG中のJAC INフラグ”を持ち越し、
延命させ、小役ゲームの最終ゲームで
“JAC IN”させ、パンクを回避すると言う、
斬新な『シフト持越し機能』を搭載する機種
まで現れた。


規制が続く、『ぱちんこ』とは反して、明らかな
盛り上がりを見せる『パチスロ業界』であった。


一方、そんな時代の我輩はと言うと、5年勤めたら
退職し、『スロプロ』を志そうと、考えていたが、
入社5年目

『ドアマン』

に配属され、退職のタイミングを逃してしまう
のであった。


“ドアマン”に配属された事で普通免許を取得し、
自家用車も購入。


何より、“ドアマン”の仕事が楽しく、やりがいを
感じており、“シフト作成者”として責任ある立場を
任されるようにもなった我輩は益々、退職の機を
失ってしまう。


当時、同棲中の彼女と新たに猫を飼い始め、生活が
一変する中、葛藤するさむらいであった。


前回は『コンチネンタルⅣ』を打った思い出話を
させて頂いた。


前回の話しをお読みでない門下生(読者様)
こちらから

さむらい物語 第85話 ~さむらい生涯最高枚数を樹立~

思い出の機種

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『キングパルサー』は山佐の4号機である。


4号機の初期、市場の総台数60万台の内、およそ、
“1/3”となる20万台の大ヒットを記録した
『ニューパルサー』“蛙キャラ”を使った
後継機と言っても良いだろう。


『パルサーシリーズ』と言う事で過去にも多くの
機種を紹介してきた。


『ニューパルサー』を紹介した記事はこちらから

さむらい物語 第15話 ~さむらい初のパチプロ宣言~

過去の『パルサーシリーズ』を紹介した記事は
こちらから

さむらい物語 第46話 ~さむらい神っている方との再会~


そんな数多くある『パルサーシリーズ』の中でも
比較にならない程、山佐の名を轟かせたと言っても
過言ではない機種が今回ご紹介する

『キングパルサー』

である。


この機種、何とストック機の走りの代表であった。


まずはストック機の説明の前に

『貯金方式の裏モノ』

の説明をさせて頂こう。


“裏モノ”と言えば違法改造機の事を指すのだが、
簡単に言うと中身を爆裂連チャン機に改造した
機械が“裏モノ”である。


その“裏モノ”の仕様には様々なものが存在したが、
多くは“ハマった分だけ連チャンする”と言った
仕様であった。


メダル枚数を吸い込んだ分だけ吐き出す

『吸い込み方式』

や、成立したボーナスを貯め込み、一気に吐き出す

『貯金方式』

と言った感じである。


このハマっている間、ボーナスの抽選は行い、
成立しても貯め続け、放出フラグを引くまでは
貯金し続けるのが“貯金方式”であった。


“完全確率方式”しかない5号機世代にとって、
『そんな仕様あるの?』と思われるであろうが、

『3号機の裏モノ全盛期時代』

はこんなのは当たり前であった。


やり過ぎた結果、“規則改正=4号機に突入”
言った流れとなる。


そんな“貯金方式”の仕様を4号機の規制の抜け目
掻い潜って合法的に作ったのが何を隠そう

『キングパルサー』

なのである。


そんな事がなぜ出来るのか?と思われるだろうが
出来てしまうのである。


わずかな記憶を辿って説明するので、違っていたら
申し訳ないが、こっそり教えて下されw


正確に言うと初のストック機と言うのはネットの

『ブラックジャック777』

であり、後にヒットする“RIO”でお馴染みの

『スーパーブラックジャック』

前身機である。


『ブラックジャック777』ボーナス成立後に
突入する“リプレイタイム(以下RT)”ボーナス
揃わぬよう、ハズシ続け、その“RT”中にも
ボーナスを抽選し、ボーナスを揃えた時に
貯めていたボーナスを一気に吐き出すと言った
ゲーム性であった。


その為、“RT”のゲーム数で777Gが選択されれば
複数のストックが期待出来たが、基本は33Gなので
1個でもすれば良い方と言うゲーム性。


そんなストック機初期の仕様とは一線を画したのが
『キングパルサー』であった。


まず、『キングパルサー』も通常通り、ボーナス
抽選を行っている。


そして、成立したボーナスはすぐには揃えられず、
常に内部的にストックする。


どのようにして合法的にストックしているのかと
言うと、4号機の仕様上、小役フラグ持ち越しは
出来ないが、ボーナスフラグの持ち越しは認め
られている。


成立後に1枚賭けボーナスを揃えられるのは
ボーナスフラグを持ち越しているからである。


これは現在も同じであるが、4号機の規制では
“複数の持ち越し”が認められていた。


そして、今でも小役優先制御と言うのが存在するが
これを上手く使い、通常時は常に“RT状態”
する事で“リプレイ優先=ボーナスを揃えられない”
状態を作り上げていたのである。


もちろん、毎ゲームリプレイが揃っていては
増える一方になってしまうが、内部的にリプレイ
成立してはいるが揃わないリプレイと言うフラグを
作る事で

『完全なるストック機』

を完成させたのである。


当時は“サイレントストック機”などと呼んでいた
事も。


説明下手で申し訳ないが、ご理解頂けただろうか?


つまりは、純粋なハズレのフラグを引いた時が
ボーナスを揃えるチャンスとなるのである。


ボーナス成立後であってもボーナスの抽選をし
続け、“RT”を消化してその間に成立したボーナス
ボーナス消化後、一気に疑似1G連をするのが
『ブラックジャック777』


『キングパルサー』の凄い所はこのボーナス
放出タイミングさえもコントロールしてしまう
所であった。


今では馴染みの“ゲーム数テーブル方式”を採用
していたのである。


ボーナス何%128G以内の連チャンが確定とか
設定6は中々、512Gを超えないと言ったゲーム性が
容易に出来てしまうのだ。


更には奇数設定連チャンし辛い分、連チャンする
と長いが偶数設定連チャンし易い分、大連チャン
し辛いと言った“設定毎の癖”も可能に。


更には“完全確率方式”では難しい、ボーナス放出
するまでの間に“前兆演出”が出来るようになった
事でゲーム性が大幅に向上したのである。


この『キングパルサー』の登場で

『ストック機(ST機)の時代』

が始まったのであった。

思い出の一戦

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この時代はST機のみならず、大量獲得機や、
マルチライン機AT機と言った様々な爆裂仕様
機種が存在し、飽きたり、負けが込めば技術介入機
に逃げると言った事も出来たので本当にパチスロ
面白い時代であった。


この時代に真面目に“専業”をしていれば

『夢のマイホーム』

も買えただろうと、言う位、勝つ事もまた、
今とは比べ物にならない位、簡単であった。


その為、山佐からST機が出たからと言って
飛びついた訳でもなく、

『こんな機種が出たんだ』

位の認識であった。


とは言え、4号機初となる“ゲーム数テーブル方式”
を採用している為、天井狙いはもちろんの事、
厚めのゲーム数を狙うゾーン狙いと言った
立ち回りが出来るようになったので我輩が
打つ時と言うのは今で言う、“ハイエナ”
言うのがほとんどであった。


思い出の一戦とするのは“伝説の店”として
ご紹介した

『中野ジパング』

での実戦の話し。


“中野ジパング”を紹介した記事はこちらから

さむらい物語 第73話 ~さむらい伝説の店と出会う~


イベントで訪れたがツモれず、夕方に帰ろうかと
した時に700G位ハマった

『キングパルサー』

を発見し、すぐさまキープ。


まだ出初めで、か細い知識であったが、期待値
ある事は知っていた為、当たるまでと打ち出す。


天井狙いで当たった後は128Gで止めるのがベスト
なのだが、この時のこの台は当てども当てども
単発が続いていた台。


『キングパルサー』の仕様上、設定値通りの確率で
ボーナス抽選しているので内部的に大量ストック
しているのではないか?と言う状況であった。


期待を裏切り、容易に128Gを抜ける。


さて、どうしたものかと悩んだ挙句、他人様が
貯めたストックを根こそぎ頂いてしまおう作戦を
敢行する事にw


“捕らぬ狸の皮算用”と言うのはまさにこの事で
あり、大方の予想を裏切らない

『閉店まで吐き出さず!』

と言う、お約束の結果となる。


もちろん、ずっと単発であったわけでもなく、
2連位した時はあったのだが。


こうなると、他人様と自分が貯めたストック
根こそぎ頂いてしまおう作戦に切り替える。


翌日も休みであった我輩は回収日となろう事は
予想していたが、ストックを吐き出したら撤収
すれば良いと、朝から“中野ジパング”へ。


『キングパルサー』設定変更を行うとボーナス
フラグが一個消える仕様であった。


全部のストックを消そうと思えば“RAMクリア”
するか、何度も設定を打ち直せば良いだけ。


“RAMクリア”は基板を損傷してしまうリスクを
伴うので“RAMクリア”よりも、何度も設定を
打ち直してストックを飛ばす店が多かっただろう。


当時の“中野ジパング”はストック飛ばさない宣言を
していた(はず?)なのでその心配には及ばない。


朝イチは設定変更濃厚挙動。


狙いは設定狙いではなく、“貯めたストックの放出”
なので設定1でも良い。


むしろ、奇数設定の方が連チャンしたら大連チャン
が期待出来るので設定1で良いのだ。


そう、思いながらも初当たりは単発


まあまあ、そんな展開もあるだろうとは予想
していた。


しかし、次なる当たりを引いてもまた、単発


昼時を過ぎても一向にストックを吐き出さない。


ストックを吐き出さないどころか、またしても
自身でストックを貯めている展開に。


まさかとは思ったが、この日、閉店まで満足のいく
連チャンを得られぬまま、閉店を迎え、

『多大なる大負け』

を強いられたのであった。

総括

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この日以来、我輩は『キングパルサー』を嫌いに
なったw


なぜ、そんな機種を紹介するのかと言えば、
“歴史に一時代を築いた機種”だから。


もちろん、天井狙いなどはしたが、他人様が貯めた
ストックを根こそぎ頂いてしまおう作戦を敢行する
事はなかった。


一部雑誌ではその立ち回りを推奨していたのだが、
一日半掛けても吐き出さない経験を得た我輩は
以降、128G止めを徹底したのであった。


4号機を代表する様々な仕様が出揃い、爆裂AT機
規制が敷かれようかと言う頃、半ば強引に

『伝説となるAT機』

が登場する事になるのであった。


『第87話』へ続く。。。

さむらい物語 第87話 ~さむらい伝説の機種を初打ち!~

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