やあやあ、さむらいである。
昨日の記事でご紹介させて頂いた丸の内線の
中野富士見町駅にあった“富士見会館”の跡地に
新規グランドオープンした
『アーク』
であるが、初日は15時開店だったそうで。
パチンコ111台、スロット52台と、
小規模店舗ながら頑張っていたそうである。
我輩は見に行く事は出来なかったのだが、知人で
“専業仲間”の方から状況を教えて頂いたのだが、
『マイジャグラー4』が強かったとの事である。
ご近所の方は覗いてみては如何だろうか?
我輩がよく、通っていた頃を思い出したと言う事で
本日は
『さむらい物語』
をお届けしよう!
前回までのあらすじ
『さむらい物語』とは我輩、さむらいの
『過去の記憶や足跡』と
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。
一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性がある事も
お断りしておくw
当時から、『パチスロ』で生きていく事を
“夢”に見ていたさむらいは将来、
『スロプロ』
になる事を“決意”していた。
しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”へ
就職したさむらいであった。
『ぱちんこ』は“最大連チャン数5回”と言う、
規制が敷かれ、時代はまさに“氷河期時代”
真っ只中であった。
しかし、『パチスロ』は“CT機”の登場を皮切りに
“劇的な進化”を遂げ、“新基準機”と呼ばれる
『大量獲得機』や『セブンライン機』と言った
新たな機種が登場する。
更には“BIG中のJAC INフラグ”を持ち越し、
延命させ、小役ゲームの最終ゲームで
“JAC IN”させ、パンクを回避すると言う、
斬新な『シフト持越し機能』を搭載する機種
まで現れた。
規制が続く、『ぱちんこ』とは反して、明らかな
盛り上がりを見せる『パチスロ業界』であった。
一方、そんな時代の我輩はと言うと、5年勤めたら
退職し、『スロプロ』を志そうと、考えていたが、
入社5年目に
『ドアマン』
に配属され、退職のタイミングを逃してしまう
のであった。
“ドアマン”に配属された事で普通免許を取得し、
自家用車も購入。
何より、“ドアマン”の仕事が楽しく、やりがいを
感じており、“シフト作成者”として責任ある立場を
任されるようにもなった我輩は益々、退職の機を
失ってしまう。
当時、同棲中の彼女と新たに猫を飼い始め、生活が
一変する中、葛藤するさむらいであった。
前回は最初で最後の“道”を引いた思い出話を
させて頂いた。
前回の話しをお読みでない門下生(読者様)は
こちらから
思い出の機種
©ロデオ
『インディジョーズ2』はロデオの4号機である。
『インディジョーンズ』と言う、映画を思い
起こさせるネーミングであるが、こちらは
『インディジョーズ2』と、サメをモチーフに
した台であるw
ロデオは新規参入メーカーと言う認識であったが、
これが2機種目であった。
サミーと提携しており、筐体もサミー系であった
ので言わば、子会社のような認識でいた。
『獣王』から少し遅れて登場した
『インディジョーズ2』
であるが、『獣王』と同じようなA+AT機で
あった。
『獣王』は主にボーナス後などに突入する高確中に
純ハズレを引いて“サバンナチャンス”を抽選する
と言った抽選方法であったが、本機の抽選方法は
全く、異なる。
通常時は15Gの周期抽選を行っており、15G間は
12択ある15枚役の獲得を目指すのだが、
“金貨獲得ゲーム”時に見事、12択を当てると
金貨獲得となる。
15G目の周期抽選時に金貨が0~1枚ではほぼ、
ノーチャンスであったが、金貨2枚有れば
大チャンスとなる。
ボーナス後などの高確中の方が当選率が上がった
と、記憶している。
“金貨獲得ゲーム”時は第1停止でドット液晶に
キャラのシルエットが出現したら“第1停止の3択”
が正解していたと言う事になる。
第2停止でキャラ出現で“第2停止の2択”も正解と
なり、“第3停止の2択”を成功させると、宝箱が
出現し、見事、金貨ゲットとなる。
これを15Gの間に2回成功させ、金貨2枚獲得
すると、ATである“インディチャンス”の抽選が
優遇されると言う、珍しいゲーム性であった。
“インディチャンス”中は“サバチャン”と同じように
ボーナス絵柄を目安に色押しをするタイプ。
“サバチャン”同様、10G間で早く消化すれば
『+1G』と言う恩恵もあった。
このような、変わったAT抽選を行っていた本機で
あるが、12択の15枚役を自力で当てられる人間が
勝てる台だと言うのはお分かり頂けただろう。
実はこの12択の15枚役を格段に揃い易くする
攻略打法が存在したのである。
現在では攻略法や攻略打法などと呼べる打ち方は
皆無であるが、当時はまだ、存在したのである。
その攻略法手順は至って簡単。
中押しで“青7”を目押しし、左リールも“青7”を
目押しし“青7”をテンパイさせる。
この時のテンパイ時に発生する
『台枠ランプの光り方』
で右リールの2択がわかり、狙い分ける事が出来る
と言った攻略打法であった。
どのような光り方であるとどちらであったかなど
と言った細かい部分は覚えてないのであるが。
我輩のような一般人が雑誌で知り得る頃には
対策済みとしているホールがほとんどであった。
すぐに台枠ランプにシールを貼ると言ったものや、
ランプの光り方がわからなくする為に半透明では
ないカバーに交換と言った対策がなされ、すぐに
使えなくなった攻略打法である。
シールを剥がし、挑戦する強者もいたが、毎回、
“青7テンパイ音”がホールに響き渡り目立つ為、
即、バレるのが難点の攻略法であった。
我輩が実戦したのは温泉宿のゲームコーナーで
見つけた『インディジョーズ2』で試してみた位
である。
思い出のホール
当時の我輩と言うと、『ドアマン』であった
のだが、給料は究極に安かった!
そこそこ、名の知れたホテルであったのだが、
給料は安月給であり、部署に寄っては夜勤手当や、
深夜勤務手当、残業手当などといった手当が
付いて初めてまともなお給料と言える額となる。
しかしながら、『ドアマン』がもらえる手当は
残業手当くらいなもの。
忙しい時間帯と言えば朝イチに出発する団体客の
バスの誘導であったりするのだが、メインは
夜の時間帯。
宴席に出席する各企業の重役や政治家と言った
運転手付きの車で来館されるお客人が多く訪れる、
18時~21時位が多忙のピークとなる。
当時シフト作成担当者であった我輩はシフト作成も
優秀で、そう言った多忙な時間帯に合わせて人が
厚くなるよう組んでいた。
余程の大宴会でも入らない限り、残業もないのだw
と言う事で貰える給料と言うのはほぼ、基本給
のみとなり、その額何と、
『手取り13万円!』
であった。
この時既に入社して6・7年目でこの給料である。
この話題は以前にも触れていると思われるが、
この中から寮費などの差し引いて駐車場代
(約3万円)やら、同棲している彼女の家賃半分
やらで足りないのはおわかり頂けると思う。
『パチスロ』と言う、副業があったからこそ
生活出来ていたのである。
遊び打ちする事ももちろんあったが、休みの日に
終日身体が空くようなら本気で稼働していた。
この日もどこか、イベント店など行けそうな店は
ないかと、探していると見つけたのは
『幡ヶ谷キング』
と言う、残念ながら現在は閉店してしまった店。
近くに住んでいた先輩が良い店だと薦められ、
1度だけ行った事があった。
この日は『インディジョーズ2』が新台初日と言う
事であったのでこの店に決めたのであった。
正直、先輩が言うほど良い店には見えなかった
のだが、『インディジョーズ2』が打ちたかった
我輩に迷いはなかった。
攻略法の存在など知る由もないが、どうしても
打ちたい新台であった為、確実に台が取れるよう、
早朝5時に一人で並ぶことを決意。
もちろん、本気だからであるw
到着すると先客は“0”であった。
地下鉄の階段に面した入口が入場口であった為、
外よりは寒さはしのげるのは有難い。
遅れて6時位に次の客が並びだす。
さすがに地下鉄の駅構内の地下へと続く階段と
言う事で、朝の通勤ラッシュで行き来する大勢の
通行人が。
そんな通行人の冷ややかな視線に耐える事、
5時間。
新台は3台のみで3番手が来たのは9時頃であった
ので8時半でも良かったな、と立ち上がり、
開店に合わせ、身支度を整える。
並んでいるのもせいぜい、10人ほどであった。
いざ開店と言う時に出て来た店員から
『新台ご希望の方はこれから抽選を行いまーす!』
などと、衝撃的な事をぬかしているではないか!
何と、この店では新台初日は抽選であったらしい。
知らずに早朝5時から並んだ我輩は誰よりも早く、
割りばしくじを引けると言う、恩恵だけであった。
総括
結果的に引いたわりばしくじには当選を記す、
赤色が付いていたので良かったと言うもの、
結果は惨敗であったと記憶している。
6時に来た2番目の客は攻略法を知っていたから
こそ知らない店で並んでいた可能性もあるが、
我輩が並んでいる姿を見て、釣られて並んで
しまったと思うと申し訳ない気持ちであるw
何とも、世知辛い思い出話であった。
『第85話』へ続く。。。
本日はこれにて御免!
明日の通常の更新はお休みとさせて頂く。
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門下生(読者様)はさむらいの
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