さむらい物語 第67話 ~さむらいドアマンになる~

やあやあ、さむらいである。


1月のブログ目標に

『45万PV(ページビュー)』

を目標に掲げたのであるが、残念ながら目標は
達成出来ずであった。


どう言う訳だかわからぬが、1月中旬から
“検索アプリ”のアクセスが見込めなくなった
ので今月の目標は

『30万PV!』

と、させて頂こう!


さて、本日は一部コアな門下生(読者様)から
支持されている

『さむらい物語』

を更新させて頂こう!

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい
『過去の記憶や足跡』
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性が
ある事もお断りしておくw


当時から、『パチスロ』で生きていく“決心”
していたさむらいは将来、

『スロプロ』

になる事を“決意”していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”
就職したさむらいであった。


『ぱちんこ』“最大連チャン数5回まで”と言う、
“リミッター付の規制された機種”が蔓延すると
言う、まさに“氷河期時代”であった。


しかし、『パチスロ』“CT機”の登場を
皮切りに、

『劇的な進化』

を遂げていく。


“新基準機”と称し、『大量獲得機』が登場し、
更には『セブンライン機』の登場により、
大当たり確率を大幅に上げる事が出来た
のである。


『ぱちんこ』とは反して明らかな盛り上がりを
見せる『パチスロ業界』であった。


5年勤めたら退職し、『スロプロ』を目指そうと、
考えていた我輩であったが、退職前に経験して
おきたい職場があった。


それは“ホテルの顔”と呼ばれる

『ドアマン』

と言う、職場であった。


前回の話しをお読みでない門下生(読者様)
こちらから

さむらい物語 第66話 ~さむらい異動希望を出す~

思い出の機種

イプシロンR©山佐

『イプシロンR』は山佐の“4号機”である。


流れ的に紹介しなくてはならない台を紹介して
いなかった。


“4号機”初期、『ニューパルサー』の大ヒットで
一時は、総台数が60万台と言われていた時代に
20万台のシェアを獲得していた山佐であったが
『クランキーコンドル』などの“技術介入時代”
突入すると徐々にそのニーズは“技術介入機”
シフトする。


過度な“技術介入性”にアンチ姿勢であった山佐は
“技術介入機”は作らず、『ニューパルサー』などの
“カエルシリーズ”や、『ダイバーズ』などの
“大量リーチ目系”で戦っていたが、苦戦を
強いられていた。


過去の“カエルシリーズ”を紹介しているのはこちら

さむらい物語 第46話 ~さむらい神っている方との再会~


その頑なに“技術介入機”へのアンチ姿勢であった
山佐が遂に、その“技術介入機市場”に参入し、
世に放った処女作が本機『イプシロンR』である。


まず、見た目が格好良いw


我輩の初見の感想は

『山佐っぽくないな』

と言うもの。


筐体の上部パネルが“ボーナス告知ランプ”であり、
“イプシロン”の文字が轟音と共に光れば
ボーナス確定となる。


腰を浮かせるほどの轟音なので心臓が弱い方は
打たない方が良いw


その他、大量リーチ目であったり、“テーブル方式”
“コントロール方式”を併用した事による出目や
リール制御であったりと、語る事は多くあるが、
本機最大の売りと言ったらやはり、“技術介入度”
高さであろう。


“リプレイハズシ”の効果は対フリー打ち比で
+30枚ほど。


リプレイハズシとは?

さむらい物語 第16話 ~さむらい初のリプレイハズシ~


しかし、最も差が大きく出たのは通常時の
“小役目押し”である。


左リールには毎回、『ダイヤチェリーダイヤ』
狙う事でチェリーは毎回、角の2枚役として獲得が
出来る。


また、ダイヤは15枚役で通常時のメイン小役の
ベルですら中リールで取りこぼす可能性がある為、
50枚辺りの対フリー打ち比が+5Gと言う、
ドテカい差が生まれるのである。


左リールはボーナス絵柄を基準としない目押しで
あったり、メインですら狙わなきゃならないなど、
面倒だからとアバウトに打つ人も少なくなかった。


フル攻略では設定1でも出玉率は100%を越えると
され、更には設定毎に減算値にも設定差が設けられ
ていた為、減算値利用した“設定判別”も理論上、
可能となる。


4号機時代の減算値を利用した“設定判別法”とは?

さむらい物語 第18話 ~さむらい初の設定判別~

さむらい物語 第19話 ~さむらい初のスロマガ流設定判別~


完成度はかなり、高かった本機『イプシロンR』
あったが、ホールウケはあまり良くなかったのか、
『シーマスター』の登場と共にハズされてしまう
のがほとんどであった。


これは販売時期もあるのだろう。


当時は既に、“技術介入機時代”から新時代となる
“大量獲得機時代”に移ろうかと言う頃であった為、
甘過ぎる“技術介入機”はどんどん、減っていた。


その為、打ち込みたい機種ではあったが、
打ち込む事が出来なかった機種なのである。

ドアマンに配属

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入社して4年が過ぎ、5年目の年に我輩は
『ドアマン』に配属となった。


今日は『ドアマン』とはどんな職業であるか、
簡単ではあるが語らせて頂こう。


『ドアマン』とはホテルの正面玄関など車寄せの
ある、大きい玄関に立ち、ゲストを迎え入れる

『ホテルの顔』

とも呼ばれる部署である。


我輩が配属された時、『ドアマン』9名いた。


『チーフドアマン』と呼ばれる重鎮がおり、
その下に『アシスタントチーフドアマン』2人
そして、我輩の位置する『ドアマン』から成る。


仕事は車寄せのある大きい玄関に立ち、ゲストを
迎え入れる事。


『車が来たらドア開けるだけでしょ?』


まぁ、その通りなのであるが、これがまた、
単純なようで奥が深い仕事であったw


来た車のドアを開けるだけ、たったこれだけ
なのであるが、まず、外に立っている為、
冬は寒く、夏は暑いと、かなり過酷となる。


その上、立ちっぱなしであり、忙しい時は
走りっぱなしw


タクシーから団体客の大型バス、空港からの
リムジンバスに加え、要人が乗った運転手付きの
車や、車列を組んだヤ○ザなど。


ホテルには様々なゲストが車で来館され、それを
迎え入れるのが『ドアマン』の仕事であった。


新宿と言う土地柄、都庁が近く、“都議会の先生”
もちろんの事当時、都知事であった石原元都知事
しょっちゅう、来られていたゲストの1人である。


あの“都議会のドン”と呼ばれていた方や最近、
『何人死んだんだ』と言うヤジで辞任された方も
都議会に居た時代である。


そんな様々なゲストが来る玄関最も重要な役割
運転手付きの車で来られるゲストの扱いであった。


もちろん、ゲストに優先順位を付け、贔屓するのは
良くないのであるが、言っても商売である。


より多くのお金を使ってくれる方を優先するのは
当たり前であり、大手企業の役員クラスの方や、
政治家の先生など、玄関に運転手付きの車で来館
されるようなゲストは特に重要であった。


大きな宴会を催してくれたり、紹介してくれたり
と、とにかく、良い気分でホテルを使ってもらえる
よう、努めるのである。


『ドアマン』に取って“1番のスキル”、それは

『客と車を覚える』

事であった。


正確に言うと、運転手の顔と3つセットで覚える。


運転手はいつ、主人が出て来てもすぐに車を
出せるよう、待機している。


ご主人が帰ろうと、玄関先に立った時、運転手は
すぐ様、車寄せに車を付けなくてはならない。


ご主人が玄関先に出て来る前に館内から歩いて
玄関へ向かって来ようと言う状況で我々、
『ドアマン』が気付き、車へ走り、運転手に
車を前へ付けるよう、誘導する。


ご主人が玄関先に出てきた頃には目の前に車が
呼んであると言う状況を作るのだ。


そうする事でこのホテルの『ドアマン』

『自分の事を覚えてくれた』

となり、また、このホテルを使おうと、
再来館されるようになる。


この当時には携帯電話も普及しており、帰る時に
運転手に電話を掛ければそれで済むのに電話で
車を呼ぶゲストは少なかった。


見栄なのか、運転手がちゃんと仕事をしているかを
見たいからなのか、『ドアマン』が自分の事を
覚えているのかを試したかったのか。


それは人それぞれであろうが、勝手に車を
呼びやがってと怒るゲストはいないw


『ドアマン』にとって、最大のサービスは

『気持ち良くホテルに迎え入れ、
気持ち良く帰って頂く事』

これが最大のサービスとなるのだ。

総括

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『ドアマン』を長くやっていればいるほど、
ゲストを覚え、より気持ちの良いサービスが
出来るようになる。


ゲストをより多く覚えただけ、『ドアマン』として
の器量が上がるのである。


細かく話すと様々な問題があるのだが、長くなる
ので次の機会でまた、綴らせて頂こうと思う。


『第68話』へ続く。。。

さむらい物語 第68話 ~さむらいNOと言えるホテルマン~

本日はこれにて御免!

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