やあやあ、さむらいである。
昨日は珍しくも、単発記事を更新させて頂いたのであるが、そうである。
『さむらい物語』を更新する為の布陣であった。
しかも、今回は記念すべき100話と言う事で温めて来たネタを特集させて頂く!
そのネタと言うのはパチスロ史に残る世紀の攻略法と言われる
『コピー打法』
である!
果たして、どのような攻略法で、どのようにして収束したのか?
我輩の知っている限りの話しではある為、浅いかも知れぬが、語らせて頂こう!
と言う訳で本日は、記念すべき100話目となる
『さむらい物語』
をお届けしよう!
前回までのあらすじ
『さむらい物語』とは我輩、さむらいの『過去の記憶や足跡』と『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。
一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には“記憶違い”等が含まれている可能性がある事もお断りしておくw
若かりし頃から、『パチスロ』に目覚めたさむらいは将来、
『スロプロ』
になる事を夢に見、決意していた。
しかし、まずは苦労を掛けた両親への感謝の念から、『野望』を胸にホテルへ就職したさむらいは“ベルマン”に配属されたのち、
『ドアマン』
に配置転換されるのであった。
“ドアマン”に配属された事でこれまで無縁であった普通免許を取得し、自家用車も購入。
何より、“ドアマン”の仕事が楽しく、やりがいを感じており、“シフト作成者”として責任ある立場を任されるようにもなった我輩は益々、退職の機を失ってしまうのであった。
当時の『ぱちんこ』は“最大連チャン数5回”と言う、リミッター規制が長らく敷かれていたが、1999年に解除されると規制緩和の動きが強まって行く。
そんな中、『パチスロ業界』は“劇的な進化”を遂げ、“CT機”の登場を皮切りに新基準機と呼ばれる“大量獲得機”、“セブンライン機”、“AT機”と言った新たな機種が続々と登場する。
更には“BIG中のJAC INフラグ”を持ち越す、『シフト持越し機能』を搭載する機種まで現れると、後に“サイレントストック機”と呼ばれる“合法的なストック機”が登場するのであった。
規制緩和と言う動きが進む、『ぱちんこ』であったが、“爆裂AT機”で明らかな盛り上がりを見せる『パチスロ業界』にも暗雲が立ち込める状況になっていく。
6年付き合った彼女と決別を誓い、最後となる場で“本当の最後の別れ”を教えてくれたのは誰でもない愛猫の“コチ”であった。
前回の話しをお読みでない門下生(読者様)はこちらから
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思い出の機種
©アリストクラート
『猫で小判』はアリストクラートの4号機である。
5号機世代後期の方は馴染みがないメーカーかも知れぬが、アリストクラートは列記としたパチスロメーカーであった。
オーストラリアに本社を持ち、カジノのスロットマシンを手掛けているメーカーがパチスロ業界に参入したのである。
2015年に会社の清算が発表され、実質上はパチスロ業界から撤退したメーカーである。
有名な機種を上げるとすると、『巨人の星シリーズ』や、『マッハGOGOGO』など。
参入当初はサミーと業務提携を結んでいた為、筐体はサミー筐体を採用していた。
2010年にはスパイキーを傘下に収めたのだが、会社の清算を決めた後にフィールズが買収し、現在はクロスアルファと言う社名に変更となっているらしい。
現在の活動内容は不明であるが、『ブラックラグーン』などはスパイキーから出ているのでメンテナンス業務などを請け負っているのではないかと思われる。
そんなアリストクラートであるが、この『猫で小判』はパチンコメーカーである、三洋販売とタッグを組んで世にデビューを果たした。
今でこそ、『聖闘士星矢』などのヒット機種を手掛けるSANYOであるが、当時はパチンコメーカーとしては成功していたが、パチスロにはまだ、参入していなかった為、その足掛かりであったと言う事なのであろう。
本機はボーナス+ATを搭載した、いわゆるAT機である。
通常時は15枚役となるネズミが“1/2.709”と言う高確率で成立しているのだが、押し順と言う概念があり、6通りの押し順が合っていないと払い出しを受ける事は出来ない。
この6通りの押し順をナビするのがATとなり、“1G辺りの純増が約3枚”となっている。
当時のATは色ナビなどもあったが、本機は完全に押し順のみなので、現行の5号機のAT機とほとんど変わらない出玉性能と言う事である。
このATに突入させる方法は2通りあり、“BIG”終了後に突入する“4Gのチャンスゾーン”中に1回でもリプレイが成立すると、40GのATに突入する。
40GのAT消化後には再度、チャンスゾーンに突入する為、ここでリプレイを引けば、AT連をループさせる事が出来る。
もう1つの方法は通常時に
『リプレイを3連続で成立させる』
と、5GのATに突入する。
5GのAT終了後、液晶でサイコロが振られ、奇数だと35GのATに格上げされ、実質40GのATとなる。
およそ、25%の確率で奇数が出るようになっているので、通常からでも“4回に1回は40GのATに突入”し、40GのAT消化後にはチャンスゾーンに突入する為、ここでもループ連が期待出来るのである。
本機の特徴としてボーナスが成立しているのに揃い辛いと言った事が有った。
これは高確率で成立しているネズミを優先する制御が邪魔していた事が原因であった。
その為、成立ボーナス毎に揃い易い狙い方などが有った(細かい制御は忘れてしまった)。
また、通常時にネズミの出現率を25%上げる事が出来る小役狙い打法も存在した。
通常時は6択となるネズミの押し順であるが、左リールの3連絵柄である赤白赤の下の赤を上中段に目押しし、白赤ネズミが停止した場合は、ハサミ打ちで消化し、下段まで上の赤7が滑った場合は順押しで消化すると言うもの。
チェリーやスイカと言った稀役を取りこぼす結果となるが、この方法で消化すると、千円辺り+3Gの効果が見込めた。
“BIG”中には4号機特有の“リプレイハズシ”効果も見込めるのだが、更に“BIG”中の小役ゲームを“リプレイハズシ”で引き延ばし、小役ゲーム中のハズレを数える事で設定推測要素に活かす事が出来たのである。
“リプレイハズシ”について知りたい方はこちらの記事を参考に
やあやあ、さむらいである。先日、テスト段階ではあるが登録した『LINE@』のアカウントであるが、トークを一斉送信するのは月に『1000件』までと言うのはまだ、わかる。しかし、タイムラインに投稿する[…]
設定1と設定6とでは、“BIG12回分(300G)で20回の差”が生まれた。
そんな攻略要素が満載であった本機であるが、最大の見せ場は
『ジャックポットAT』
であった。
“BIG”後に突入する4Gのチャンスゾーン中に4連続でリプレイを成立させると、“1000G以上のジャックポットAT”に突入するのである!
“1000G、2000G、3000Gがおよそ、1/3で選択”され、3000G当選時の期待枚数は約12843枚となっていた。
世紀の攻略法
我輩のプライベートは一段落ついたので置いといて、今回は100話記念と言う事で、今世紀最大の攻略法となった“コピー打法”を我輩の知っている限り、語らせて頂こうと思う。
5号機世代には馴染みがないだろうが、4号機時代には攻略法と呼ばれるものが存在した。
当時の我輩はホテルに勤める普通のサラリーマンである。
攻略法とは程遠い生活をしており、インターネットがない時代に我輩のような一般人が、攻略法を知る術など、攻略誌を見る他に方法がなかった。
当時、パチスロ必勝ガイドや、パチスロ攻略マガジンなどは愛読書であった。
雑誌で取り上げられるような攻略法など、掲載されて一般人が知る頃には対策がされていると言うのがほとんどであった。
それでも、我輩の実行出来た攻略法と言えば、『コア』の複合役で小役を揃える攻略法ぐらいなものであった。
やあやあ、さむらいである。今年1年大変、お世話になり申した。2017年を振り返ってみて、色々あったが、やはりここで特筆すべきは当ブログを始めた事であろう。まさか、開設して10ヶ月でここまで多くの門下生(読者様)の方々に見てもらえ[…]
他にも一般人で出来た攻略法と言えば、左のストップボタンを連打すると、連チャンし易いと言う“せっかち打法”などもあった。
やあやあ、さむらいである。昨日、登録した『Google+ページ』であったが、上手く連携が取れていなかったのでしばらくは保留とさせて頂く事とする。何でか、個人のアカウントに連携されてしまう不具合が発生し、その原因はわからず[…]
我輩が“コピー打法”を知ったのはかなり、遅かった。
いつものように当時のマイホであった“富士見会館”を訪れると、島の異様な異変に気付く。
何と、サミー系の機種が片っ端から電源が落とされており、遊技が出来ない状況になっていたのである。
当時のサミーと言えば、『獣王』を始め、『インディジョーズ』、『ハードボイルド』に、『猫で小判』など、ホールの半分近いシェアがあったのではなかろうか?
半分とはいかないまでも、“1/3”は有った気がする。
そんな異様な状況を見て納得するはずもなく、我輩なりにネットワークを駆使し、情報を集めたのである。
ただの一般人である我輩でも情報を集めていると、耳に入ったのはサミーで大掛かりな攻略法が発覚したと言う事であった。
その攻略法と言うのが、世に言う
『コピー打法』
であった。
どういうものかと言うと、“レバーを手前に引き、ゆっくりとレバーを下から上に押し上げる”だけ(実際は押下でも出来た模様)。
こんなんで良いの?と、思われるだろうが、ある程度のコツはあるものの、これで出来たのである。
どう言う訳か、この“ゆっくりと、レバーを下から上に押し上げる”事で、世紀の抽選は行われず、前回と同じフラグをコピーしてしまうと言う、不具合が発生したのである。
例えば、『獣王』や、『インディジョーズ』で15枚役が当選したとする。
12種類の絵柄パターンがあるが、入賞しているので“コピー打法”を駆使すれば、前回と同じ絵柄を狙う事で2連続で15枚役を入賞させる事が出来てしまう。
実際はこんなものはかわいいもので、『獣王』の高確中にハズレを引いたとしよう。
これをコピーすれば、サバンナチャンスの当選率が2倍に跳ね上がってしまうのである。
『ハードボイルド』ではAR中にハズレ目が出たとしよう。
ただのハズレかも知れぬが、これがボーナス当選であった場合、ボーナスをコピーする事が出来てしまうのである。
壊滅的な破壊力である事は想像出来よう。
ここで先程ご紹介した『猫で小判』であるw
“BIG”後の最初の1G目にリプレイが引けたらそれをコピーし、万が一にでも3回目にリプレイを成立させることが出来れば、それもコピーすれば“ジャックポットAT”が出来てしまうのであるw
コピーをコピーしたら良いのでは?となるが、それは難しかったようである。
出来る時?もしくは出来る機種もあったようなのであるが、我輩は雑誌に載ってから知った人間なのでその恩恵はほとんど、受ける事はなかった。
ほとんどの店が島閉鎖となり、営業している店でも厳格な監視の基、営業をしていた。
あくまで、噂程度の話しであるが、ちゃんとした抽選が出来ない時に前回のフラグをコピーすると言う処理をする時点で、元々開発段階で仕込まれた攻略法であったのだろうと言う見解であった。
その攻略法が攻略法販売会社で売られるようになり、末期的な状況になって初めて我輩のような一般人の耳にも入るようになったと言う流れであった。
攻略法販売しますなんて話しは、今となっては詐欺しかないだろうと言えるが、当時は本当に使える攻略法も販売されていたと言う事であるなw
今回の話しから『本物があるかも?』などと考え、攻略法を買おうなどと、くれぐれも、思わないようにお願い申し上げる。
総括
誰でも出来る、今世紀最大の攻略法である“コピー打法”について、語らせて頂いた。
これだけで相当、稼いだ方もいるだろう。
この時、我輩が驚いたのはサミーが営業補償を行ったと言う事実である。
当時、攻略法が発見されようと、知らぬ存ぜぬで通して来たメーカー側が普通であったが、この時ばかりはサミーが非を認め、営業補償を行ったのであった。
我輩はその恩恵を受ける事が出来なかった人間であったが、この時のサミーの対応には感服した。
営業補償をしていなければ、そのしわ寄せは何も知らない一般の打ち手が被る事になっていたのだから、大変有難い話しであった。
我輩のサミーに寄せる信頼が、うなぎ登りになった出来事であったと言える。
それは頑なに営業補償をしてこない風習であった業界で、初めて(?)営業補償をしたのだから店からの信頼も本物にしたのではなかろうか。
それは、最大のピンチをチャンスに変えた瞬間であった。
未だに、業界をけん引するメーカーでいられるのは、この時の対応があったからだと我輩は思っている。
『第101話』へ続く。。。
やあやあ、さむらいである。昨日は"ボーナス合算が設定1でも1/40"で話題となった新台の『ピラミッドアイ』の導入初日の初打ち"実戦記"をお届けしたのだが、お読み頂けただろうか?新台と言う事で情報は早い方が良いだろうと[…]
本日はこれにて御免!
次回更新は10月19日である。
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