さむらい物語 第61話 ~さむらい沖縄へ行くその2~

やあやあ、さむらいである。


ここまで雨が降り続くと、寒いばかりか気分まで
落ちてしまうと言うもの。


そんな中、昨日の記事で、アンケートを取らせて
頂いたのであるが、皆様の“温かなコメント”
すっかり、“心温まった我輩である”w


アンケートの締め切りはまだ先なのでここで多くを
語るのは控え、後日の結果発表までお待ち頂きたい
と、思う。


まだ、昨日の記事を読んでいない門下生(読者様)
はこちらから
マイジャグラー2実戦記!これは高設定でしょ?問答無用で走っていたぶどうに躊躇なく投資する!(後編)


ご一緒に、アンケートにもお答え頂けたら幸い
である。


アクセスが上がって行く事が楽しくなり、
“稼働記事”ばかり、更新し続けていた。


その為大分、日が開いてしまったが、久々の

『さむらい物語』

を更新させて頂こうと、思う!

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい
『過去の記憶や足跡』
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性が
ある事もお断りしておくw


当時から、『パチスロ』で生きていく“決心”
していたさむらいは将来、

『スロプロ』

になる事を“決意”していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”
就職したさむらいであった。


この頃になると、『ぱちんこ』“みなし機”
された“連チャン機”“強制撤去”も落ち着き、
“台替機”“最大連チャン数5回まで”と言う、
“リミッター付の規制された機種”


まさに『ぱちんこ』“氷河期時代”であった。


しかし、『パチスロ』
『技術があれば勝てる時代』から
“CT機”の登場を皮切りに、

『劇的な進化』

を遂げていく。


“新基準機”と称し、『大量獲得機』が登場し、
その“1か月後”には『セブンライン機』が登場
していたのである。


『ぱちんこ』とは反して明らかな盛り上がりを
見せる『パチスロ業界』であった。


そんな最中、“沖縄旅行”に行った我輩であったが、
当時の我輩にとって“沖縄”『パチスロの聖地』
と崇めていた存在。


念願であった『聖地巡礼』のはずであったのだが。


その当時はまだ、“モノレール”も開通していない
“完全車社会”“沖縄”に免許も持たずに行って
しまい、大変な苦労をしたさむらいであったw


前回の“沖縄旅行前半”のお話はこちらから
さむらい物語 第60話 ~さむらい沖縄へ行く~

思い出の機種

大花火©アルゼ(現ユニーバーサルエンターテインメント)

『大花火』“アルゼ”の代表する“4号機”である。


『B-MAX』を愛して止まない我輩であるが、
その『B-MAX』を販売した“アルゼ”から
“大量獲得機”“第2弾”が販売された。


それが、この

『大花火』

である!


“MAX711枚”獲得出来る“大量獲得機”として
登場した本機『大花火』


“リプレイハズシ”を駆使すれば“平均600枚強”
メダルが獲得出来る“BIG”は圧巻であり、今では
想像も出来ないであろうw


“純増2枚のART機”をちまちま、繋げて“30分”
掛かってやっとこ、下皿がいっぱいと、いった
“現行機”とは全く異なる。


“ビタ押し”出来たら“BIG1回600枚”


これが“4号機の大量獲得機”である。


“大量獲得機”について詳しく綴った記事は
こちらから
さむらい物語 第54話 ~さむらい大量獲得機を語る~


“リプレイハズシ”についての記事はこちらから
さむらい物語 第16話 ~さむらい初のリプレイハズシ~


皆様、ご存知の『ハナビ』の後継機となっており、
“付け焼刃感”が否めない所ではあるが、『大花火』
はしっかりと作り込まれていたのである。


通常演出に採用された“4thリール”である、
『鉢巻リール』が更なるゲーム性をアップさせた。


『ハナビ』にはなかった“予告音”が採用され、

『予告音=鉢巻リール』

が、動くと言った図式になっていた。


右回りか、左回りかで全く、“小役ナビ”の性質も
変わったり、レバーオンで回るのか、第一停止で
回るのか、はたまた、第三停止で回るのかで大きく
期待度も変わり、第三停止まで気が抜けない仕様で
あった。


これは一回の“ボーナス”の重みが異なる為、
全く伝わらない所ではあろうが、一つ一つの演出に
“一喜一憂”していた時代であるw


“BIG中”は毎回、“3連ドンちゃん”を狙うだけで
“15枚役”が簡単に入賞し、これがけで“大量獲得”
する事が出来た。


“ビタ押し”が苦手な方でも“JACIN時”に変則押しを
して“3連ドンちゃん”を狙うだけで“75%”
“アシストハズシ”が出来る仕様であった。


“アシストハズシ”では“平均獲得枚数が570枚程”
まで落ちてしまうが、目押しが多少、苦手な方でも
打てた『大花火』は老若男女に愛された機種で
あった。


“ビタ押し”を駆使すれば、“設定1”でも
“出玉率は100%”を越えており、“設定6”は圧巻の
“140%オーバー”と、規格外であったw


小役ゲームが残り27Gで3回目の“JACIN”
ハズさなければならない緊張感ときたらw


“ビタ押し”には定評のあった我輩ではあるが、
プレッシャーには滅法弱く、また、『大花火』
“ビタハズシ”は苦手であったw


緊張して空間が歪んで見えたほどw


登場して間もなく、通常の“予告音”とは別に
“スペシャル予告音”が存在すると、報じられる。


それが発生すれば“チェリーorBIG”だと言う。


何の事か、さっぱりである。


この時までに相当打ち込んでいたが、全く、
聞いた事がない。


『ハナビ』には“遅れ”が存在し、発生したら
“チェリーorボーナス”


それと似たようなものを想像していたからである。


全く以て、気づかないはずである。


驚く事なかれ。


この“スペシャル予告音”とは後に、『遅れ』ならぬ

『間延び』

と、呼ばれ、“一世を風靡する”事となる!


少々、大げさに聞こえるかも知れない。


しかし、“スペシャル予告音”であるはずのこの
『間延び』が全く、わからないのであるw


何の為の存在意義か?と、疑う程。


しかも、出現頻度は“激低”


細かい数値は覚えておらぬが“数千分の1”と言う、
発生頻度で1日終日打って2~3回と言った確率で
あったと記憶している。


それだけ発生しないのに確定ではなく、あくまで
“チェリー”or“BIG”と言う“S”っぷりw


更に、この『間延び』であるが全く、気付かないw


全くと言うのは語弊があるが、毎回発生する
“通常のスタート音”を聞き、わずかな“違和感”
感じ取らねばならないと言う荒行なのだ!w


今、綴っているだけで楽しいw


もはや、『何だ、それw』だろうw


通常のスタート音が

『テロリロン』

みたいな感じであるのだが、『間延び』の時は

『テロリロロン』

と、なるのである。


微妙に、“1音”増えた感じw


こればかりは本当に、意識してないと全く、
わからないw


我輩と門下生(読者様)との間の温度差に若干、
引いてしまうが、伝わるまで熱く語るのである!


毎ゲーム、何気なく流れる“スタート音”に集中し、
耳を傾け、『間延び』であるかどうか、判断し、
通常ゲームを回す。


様々な演出を絡め、ボーナスを絡め、“一喜一憂”
している最中、突如訪れるのである。


『テロリロロン』


『ん?w』


『何だ、この違和感は?』


『これが、間延びか!』


気付けただけで奇跡であるのだが、これだけ発生
しない“スペシャル予告音”のくせの

『チェリーorBIG』

って、どんだけだよ、とw


どこから押そうか、などと悩んでいたら問答無用で
自動停止が発生するのが“4号機”であるw


“1確”を狙うか、“1殺”を回避し、第3停止まで
引き延ばすか、様々な楽しみ方があるw


“1確”“リーチ目”でドヤ顔も良しっ!


まさかの“チェリー”でハズレであったとしても
しっかりと『間延び』が聞き分けられた達成感が
残る為、心情は複雑であるw


『あ~、打ちて~w』


そんな『大花火』であるが“沖スロバージョン”
もあった。


『大花火-30』と、ネーミングはそのまま。


メダルが“30φ”に対応しただけであり、他は
ほとんど変わらず。


記憶では筐体のデザインが赤みがかっていたように
思うが記憶が定かではないので悪しからずw


笑えるのが“30φ”と、言えど下皿は規格通り。


“BIG1回600枚オーバー”ともなると収まり切らない
為、“1BIG”で箱を使うと、言うw


いやはや、本当に

『この時代のパチスロが一番面白かった』

と、心から言える時代であった。

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前回から間が空いてしまった為、説明を省く為にも
読んでくれw
さむらい物語 第60話 ~さむらい沖縄へ行く~


駐車場に客人の車が停まっていないような
“過疎店”で降ろされた我々カップルは瞬殺で
“大枚”を失う。


『この先をもう少し行くともう、1軒ぱちんこ屋があるから』

と、降ろされたのであったが、さすがにこの店は
無理であった為、次なる店へ移動しようと、歩みを
進める。


車も免許もない我々に残された唯一の交通手段は
“徒歩”である!w


特に様々な店舗が並ぶような“国道沿い”ではない。


時折、壁に立て掛けられている棒は“ハブ対策”
置かれているものw


林や藪が恐ろしいw


しかも、“30分”歩いても、次なる店は
見えてこない。


どういう事か?


そもそも、数ある“ぱちんこ屋”の中でなぜ、
あの“過疎店”で降ろしたのか?w


悪意しか感じていなかった我々に更なる試練が。


突然の“ゲリラ豪雨”に襲われたのである。


“雨宿り”出来るような店舗もない。


しかし、奇跡的にこの豪雨の中、流しのタクシーを
拾う事が出来たのである。


何と、偶然にもこのボッタクリ店過疎店”まで
送り届けてくれた“個人タクシー”だったのだ。


少し行くともう、一軒あると案内を受けていたが
辿り着けなかった旨、話すとあと、2kmほどで
着いたと言う。


『あー、あと2kmで着いてたんだw』


『って、ならねーわ!w』


さすがは“車社会の沖縄”


すぐ先とは5kmほどの事を指すようであるw


運転手さんと話しをしていると普段、ぱちんこなど
打たないからどこが良いとか、わからないのだと。


この“ゲリラ豪雨”、ホテルに戻ってもビーチに
行けるわけでもなく、“缶詰め状態”になるのは
目に見えている。


この時、“豪雨に雷、暴風”と、“嵐”とはこう言う
ものを言うのか!と、言う惨状であった。


さて、どうしたものか、と話しているともう少し
行った所にも“ぱちんこ屋”が数軒あると言う。


そこの方が駐車場に車もたくさん、停まっている
から、そっちのが良いのでは?と。


『最初からそこ、連れてけよ!』

と言う、気持ちは押し殺し、ホテルに戻っても
つまらんからと次なる店に行く事にした。


激しさを増す、“嵐”を前にテンションは下がる所
か、次なる店の期待で上がっていたw


リゾート地から“那覇方面”に向かう途中。


恐らくは“北谷町”まで行かないぐらいだったかと
記憶している。


ここは“当たりの店”ではないか?


少なからず、稼働も有り、何より活気が違って
いた。


“データ表示機”すらない店と違い、横に付いてる
“メダル貸機”の上には“光やすいゲーム数”
思われる“表のシール”が貼られていた。


これが本当ならやはり、『トリプルクラウン』
“裏物”なのか?


しかし、出方は至ってマイルド。


“表”で光やすいとされるゲーム数とは無縁のとこで
光まくり。


恐らくは“ノーマル機”だったのではないか、
と推察した。


こうして見ると“沖スロ”は面白い。


“3号機”までは今までの規格と違い、
縦長のマシーン。

アイランド©高砂(現アビリット)

ドル箱を積むのも台間に大きく設けた棚に積む。


手荷物などもそこにしまって打っている。


本土では“レギュラーボーナス”の事を“オバケ”
“バケ”、と呼ぶ方が多いだろう。
“REG”から“レッグ”“レギュ”、と呼ぶ人も。


“沖縄”“REG”『ベイビー』である。


何とも可愛らしい響きであるw


ここなら“REG”しか引けないような展開でも

『また、ベイビーかよ〜!』

となり、この呼び名であればなんとも、和みそう
であるw


そして、皆、“目押し”が下手。


光ったら“目押しが出来る人”に任せると言うのが
当たり前。


これまた、近くの“目押しが出来る人達”で持ち回り
で押していた。


そんな光景に“ほっこり”していると突如、
“大きな爆音”と共に暗闇に襲われた。


赤味がかった“非常灯”が照らされる。


突然の出来事に静寂から徐々に、“ザワザワ”
始める。


『停電』である。


大当たりを消化中であった我輩の台は
もちろん、止まっている。


店員曰く、近くに雷が落ち、復旧の目処が立つ迄は
遊技台に座って待機しろとの事であった。


“ぱちんこ、パチスロ”を打つようになり、ゆうに
“20年”は超えているが、後にも先にも『停電』
見舞われたのはこの時だけである。


困った事になったが、タクシーも呼べないし、
帰宅も出来ず、恐らくは“嵐”が収まらねばホテル
にも帰れないであろう。


最悪、復旧してもこの“嵐”ではタクシーも
来ないかも知れない。


置かれた立場にようやく、気付く。


『沖スロ楽しー!』

と、浮かれてる場合ではなかったのである。


時間としては1時間も経過していなかったと思う。


電気が復旧すると、“大当たり消化中”から
再スタート。


『ふう』と、一先ず、一安心。


スロットは電源を落としても消えないが可哀想
なのは“ぱちんこ”である。


この当時の“ぱちんこ”はまだ、大当たりや、確変中
でも電源が落ちると消えてしまっていた。


しかも、天災などによる出玉の補償はなし。


“ぱちんこ”で当たり中であった方は大損である。


さすがにこれは帰宅を考えたが『停電』から復旧
したばかりではまだ、道路も混乱している
だろうと、今しばらく、様子見していると、
『2度目の停電』


これは“15分”くらいで復旧したがまたも気の毒
なのは“ぱちんこ”w


さすがに、帰れなくなっては困るのでタクシーを
呼んでもらう事にしたのであった。

総括

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『パチスロの聖地』“沖縄”では忘れる事の
出来ない“思い出”が出来たのであったw


“沖縄”は車が必須である。


“免許を持ってる方”と行く事を強くオススメするw


最終日、ホテルをチェックアウトし、空港行きの
バスをバス停で待っていると

『何処まで行くの?』

と、“個人タクシー”が寄って来た。


何と、3度目の再開であったw


“一期一会”


人の縁とは面白いものであるw


第62話に続く。。。
さむらい物語 第62話 ~さむらい第二のマイホと出会う~

本日はこれにて御免!

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