やあやあ、さむらいである。
昨日は“突然の訃報”と言うタイトルで
記事を綴らせて頂いたが、ある大物女優が突然、
亡くなったとの“訃報”が報じられた。
記事にはしていないが、我輩がこのような
“自由な生き方”を選択出来ているのには
人の“死”が大きく関わっている。
親友の“死”や従兄弟の“死”。
近くの方が亡くなる事で嫌でも“死”を身近で感じ、
自分の“人生”をかえり見る事が出来た。
“人生”は一度きりであり、やり直しが利かない。
やりたい事があってもやれずに亡くなった人を
見てきたのだ。
失敗してでもやりたい事をやろう、と。
そう、考える事が出来るようになり、
行動に移せたのもそう言った身近な人の“死”を
経験したからであり、今後も後悔だけは
せぬように“人生”を“謳歌”したいと考える。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りする。
前回までのあらすじ
『さむらい物語』とは我輩、さむらいの
『過去の記憶や足跡』と
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。
一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている事がある事も
お断りしておくw
『パチスロ』で生きていく“決心”をしていた
さむらいは将来、
『スロプロ』
になる事を“決意”していた。
しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”へ
就職したさむらいであった。
この当時、『パチスロ』は
『技術があれば勝てる時代』と
打ち手にとってはこの上ない状況に対し、
『ぱちんこ』は『みなし機』と呼ばれる
連チャン機の“強制撤去”が段階的に進められ、
その“台替機”には最大連チャン数が
『5回まで』に規制されていた。
まさに“ぱちんこ氷河期時代”を迎えていた。
新たな部署への配属かと、思いきや、
配属されたのは『ロビーサービス』、すなわち、
“ベルマン”への出戻り“人事”。
新たな恋人とも出会い、希望であった職場にも
配属され、公私共に充実していたはずだった。
そこに急遽、突然の“訃報”を受ける。
彼女の“祖父”が亡くなったという
“知らせ”であった。
思い出の機種
©Sammy
『マツリ』は“Sammy”の
“4-1号機”である。
今回の“タイトル”に相応しいかはさておき、
前回、ご紹介した『ウルトラセブン』で
“新筺体”となり、ヒット機種を排出した
“Sammy”はそのまま、勢いに乗る。
時代は『クランキ―コンドル』を代表する
“技術介入機時代”。
“Sammy”からも“技術介入”を
コンセプトにした機種が販売され、
それがこの『マツリ』であった。
『マツリ』は“技術介入度”が高く、
通常時の“小役目押し”が対“フリー打ち”比
“約+3ゲーム”の差が生まれ、
“リプレイハズシ”に至っては、
“+約53枚”もの差が出る威力。
“リプレイハズシ”についての記事はこちらから
さむらい物語 第16話 ~さむらい初のリプレイハズシ~
“BIG中”に“7枚小役”となる、“チェリー”を
角に狙い、“14枚の払出し”を受ける事で、
その“威力”となった。
更に『マツリ』の“兄弟機”として
同時期に出たのが『テキーラ』
(画像サムネイル参照)である。
同配列で“技術介入度”もほぼ、同じ。
ボーナス確率が『マツリ』と比べ、甘い分、
“設定1”でも“出玉率”が100%を
越える仕様。
甘過ぎる事が懸念され、実際に
ホール導入に至ったのは『マツリ』が
ほとんどであった。
リネン室
突然の“訃報”に急遽、“喪服”を
用意せねばならなかった。
知っての通り我輩は“リクルートスーツ”と例の
『バーイナ』から譲り受けたカジュアルな
“ポールスミスのスーツ”しかないw
例の『バーイナ』から譲り受けたスーツ
の話しが気になる方はこちらから
さむらい物語 第43話 ~さむらい初のWデート~
その次の晩には“お通夜”と言う事で仕事も有り、
“喪服”を買いに行ける時間もない。
そこで、“喪服”を会社から借りられると言う、
先輩の話しを聞き、今回は借りて済ませようと
考えた。
会社の“リネン室”と呼ばれる“クリーニング”など
も担当し、制服を管理する部署が
B1Fに有った。
そこは、従業員全ての制服を管理している所。
“リネン室”を担当されている
『M田さん(仮名))』は従業員の顔を
覚えており、気さくで軽いノリから
皆に親しまれていた。
新入社員であった我輩も例外ではなく、
顔と名前を覚えてくれていた。
『あー、それ、そこ置いといてー』
みたいな軽い物腰の方であった。
喪服を借りる
夕方の休憩時間に我輩は“リネン室”へ行った。
“喪服”を借りる為に、である。
『M田さん』 に事情を話し、急遽、
“喪服”が必要となり、借りたい旨を伝えた。
制服の“借り方”に関する、“マニュアル”などは
会社にはなかった。
事実、借りた際に記入するような物も
特にはなかったと記憶している。
一通り採寸も済ませた後、『M田さん』 が
『一応、上司の承諾だけ貰っといて、会社の物を外に持ち出すわけだからさw』
と、気さくに言われた我輩は『確かにそうだ』、と
内線電話をお借りし、事務所へ電話した。
支配人は居らず、対応してくれたのは
『ゴッド(仮字名)』
であった。
今夜、お通夜で“喪服”代わりに制服を
お借りしたいと言う話しを伝え、
“承諾”頂きたい旨、伝えた。
なぜか電話越しで伝わる緊張感。
『今どこだ?』
と、『ゴッド』。
『リネン室です』
と、答える我輩。
『待ってろ、今から行く!』
“ガチャン”と電話を切られ固まる自分。
『ん?』
何か間違ったかな?物凄く、
怒ってる様子だったが。。。
血相を変えて降りて来た『ゴッド』はやはり、
怒っていたw
『ゴッド』ブチギレる
『ゴッド』の紹介はこちらから
さむらい物語 第46話 ~さむらい神っている方との再会~
『ゴッド』の目はまさに怒っている時の
“それ”であり、飛び出そうな位、“目”を
ひん剥いていた。
そのまま、奥襟を捕まれリネン室の奥へと
投げ飛ばされ、
『てめー、何やってんだ!』
と、“怒声”を浴びた。
事の事態が把握出来ていないが理解出来るのは
言葉より先に“暴力を振るわれた事実”であり、
“理不尽な出来事”に熱くなった我輩は、
『突然、何なんですか!』
と『ゴッド』を睨み付け、
牙をあらわにした。
恐らく、『ロビーサービス』と言う部署での
“絶対君主”である『ゴッド』に
噛み付こうとした“新入社員”など、過去の歴史で
初めてだったのではないか?
もはや、『ゴッド』の“目玉”は既に
飛び出していた。
さすがにそれは話しを盛ったが『ゴッド』の怒りは
更に“ヒートアップ”し、かの、『M田さん』 も
事態が掴めてない様子ではあったが『ゴッド』の
並々ならぬ様相に止めに入ったのであった。
怒りの矛先
『ゴッド』は気分屋なとこも有り、
“虫の居所”が悪いと下の人間に当たる節があった。
恐らく、この時も他の要因で“虫の居所”が
悪かったに違いない。
なぜなら、怒られる理由がわからない。
『ゴッド』の言い分はこうだ。
会社の制服を借りるのにあたり、まず、
上司である自分に相談をし、承諾を得てから
リネン室に行くのが“通り”である、と。
『うむ』
確かにそうである。
『ジャイアン』過ぎる上司に
相談し辛い事に違いないが“通り”はわかった。
しかし、いきなり“暴力”に出て良い
“通り”はない。
ただの“パワハラ”であり、“コンプライアンス”が
整っているであろう昨今の状況で“これ”を
やっていたら即座に飛ばされるであろう。
我輩の納得がいかないのもまた、事実。
この時ばかりは“他部署”の方々が止めに入ったが、
あわよくば“果たし合い”になりかねない
状況であった。
総括
“パワハラ”はさておき、筋を通さなかった
“通り”には詫びを入れ、その場は
おさまった。
結果として、制服を借り、“彼女の祖父”の
葬式にも参列する事が出来た。
未だにこの“喪服事件”には互いに納得しておらず、
この時、牙を剥き出しにした我輩を
『ゴッド』は妬んでおり、事あるごとに
『喪服は買いましたか?』
と、尋ねてくるようになった。
『買った』と、何度答えた事かw
我輩の周りだけがそうだったのか、
“ホテル業界”がそう言う所だったのかは
わからぬが、“一つ学んだ事”は、
『社会人たるもの、スーツの一着や二着は持っておけ』
と、言う事であるw
第49話に続く。。。
さむらい物語 第49話 ~さむらいベルマンを語る~
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