さむらい物語 第82話 ~さむらい、ファン感を思い出す~

やあやあ、さむらいである。


“さむらい物語ファン”の皆様、お待たせ致し
申した!


『さむらい物語』更新のお時間であるw


毎年、この時期に行われている

『全国パチンコ・パチスロファン感謝デー』

が先週末に行われたのは記憶に新しいだろう。


これは広告規制が張られている中、唯一と言っても
良い、公的に許された催し物である。


豪華景品が当たるくじを行うのが主な催しであるが
この機に出玉で還元し、更なる集客を試みる店も
あれば景品で釣り、回収に走る店もあるだろう。


抽選方法のくじは同じなのだが、抽選時間や
回数などのルールは店舗に寄ってまちまち。


そんな、“ファン感”に参加する度に思い出す事が
ある。


本日はそんな“ファン感”の思い出話でも綴らせて
頂こう。

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい
『過去の記憶や足跡』
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性がある事も
お断りしておくw


当時から、『パチスロ』で生きていく事を
“夢”に見ていたさむらいは将来、

『スロプロ』

になる事を“決意”していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”
就職したさむらいであった。


『ぱちんこ』“最大連チャン数5回”と言う、
規制が敷かれ、時代はまさに“氷河期時代”
真っ只中であった。


しかし、『パチスロ』“CT機”の登場を皮切りに
“劇的な進化”を遂げ、“新基準機”と呼ばれる
『大量獲得機』『セブンライン機』と言った
新たな機種が登場する。


更には“BIG中のJAC INフラグ”を持ち越し、
延命させ、小役ゲームの最終ゲームで
“JAC IN”させ、パンクを回避すると言う、
斬新な『シフト持越し機能』を搭載する機種
まで現れた。


規制が続く、『ぱちんこ』とは反して、明らかな
盛り上がりを見せる『パチスロ業界』であった。


一方、そんな時代の我輩はと言うと、5年勤めたら
退職し、『スロプロ』を志そうと、考えていたが、
入社5年目

『ドアマン』

に配属され、退職のタイミングを逃してしまう
のであった。


“ドアマン”に配属された事で普通免許を取得し、
自家用車も購入。


何より、“ドアマン”の仕事が楽しく、やりがいを
感じており、“シフト作成者”として責任ある立場を
任されるようにもなった我輩は益々、退職の機を
失ってしまう。


当時、同棲中の彼女と新たに猫を飼い始め、生活が
一変する中、葛藤するさむらいであった。


前回は当時住んでいた近所の“中華の名店”
思い出話をさせて頂いた。


前回の話しをお読みでない門下生(読者様)
こちらから

さむらい物語 第81話 ~さむらい、中華の名店と出会う~

思い出のファン感謝デー

ファン感謝デー
画像引用元 全日遊連

『全国ファン感謝デー』が行われる度に思い出す
事がある。


今は昔、我輩がまだ、神奈川に住んでいた若かりし
頃の話し。


最寄駅前にいくつかパチンコ店があったのだが、
そんな中、200台もない小規模なパチンコ専門店
あった。


昔ながらの昭和感漂う、香ばしい店構えは
我輩好みの店だったのだが、そこに訪れる客等
一日通しても、数十人と言う、閑散とした店。


正直、どうやって儲けているのか、不思議で
しょうがない店であったのだが、当時はまだ、
バブル崩壊後の名残からか、税金対策と言う
名目の赤字でも良いようなパチンコ店が多く
存在していた。


そんな“閑古鳥が鳴く店”『ファン感』に参加
するのだから驚きである。


しかし、よくよく考えると“当たり”は必ず入って
いると言う事なので当選率は激高なのでは?と、
考えた我輩は週末2日間をその店で心中する事に。


当時のパチンコはまだ、“ラッキーナンバー制”
主流であった時代。


現在は当たった出玉をそのまま使う事など、
当たり前であるが、当時は違う。


それが許されるのは“無制限”を謳う店のみで多くの
店は“ラッキーナンバー制”であり、特定図柄のみ
“持ち球遊技”が許され、交換図柄は強制交換を
強いられる、そんなエグいルールが主流であった。


しかも、換金率は“2.5円交換”が主流であった為、
余計エグいw


例えば、“333”or”555″は偶数図柄が当たるまで
“持ち球遊技”が許され、“7”図柄は“終日無制限”
と言った感じ。


そんな時代に我輩が狙い打ったのは

『ドラドラ天国3』

と言う、麻雀をモチーフにした台であった。

思い出の機種

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©豊丸

『ドラドラ天国3』豊丸“3回権利物”である。


パチンコなのであまり、詳しくはないが、
ザックリと説明すると、“3回権利物”の中では
当たり確率が甘い台であった。


当時の“3回権利物”と言えば大当たり確率が
“1/300〜1/320位”が主流の所、『ドラドラ天国3』
“1/280”くらいで3回の大当たりで得られるのは
約6000発位であったと記憶している。


当時の豊丸と言えばマイナーではあったが、
『○○天国』や、『○○伝説』と言ったシリーズで
名をはせたメーカーである。


筐体も面白く、手に握る、ハンドルの内部に
パチンコ玉を埋め込んだようなハンドルが
印象的であった。


『ドラドラ天国3』も好きだったが、『竜王伝説』
なども当時は流行っていたと、記憶している。


麻雀をモチーフにした液晶が印象的

『クルクル牌が回る』

スーパーリーチと、“竜巻落下リーチ”と言う
プレミア級のリーチを搭載していた。


“3回権利物”と言われても、現在は消滅した区分
なのであまり聞きなれないと思われる。


簡単に言うと、“1回当てる(権利発生)”すると、
3回当たるまで確率が上がる(いわゆる確率変動)
機種の事。


当時の主流であった“セブン機”などと違うのは
スタートチャッカーに入ると数字が回るのは
同じだが、“セブン機”スタートチャッカー
入賞すると払い戻しがある。


しかし、“権利物”の多くは、スタートチャッカー
スルーした後に落ちる先にある入賞口に入って
初めて払い戻しがある点。


また、図柄が揃ったら大当たりではあるのだが、
ここではまだ大当たりの権利を獲得しただけ。


大当たり後に開放されるVゾーンが備わった
アタッカー(主に下アタッカー)のVゾーン
入賞させると、初めて大当たりとなる。


このVゾーンに漏れると出玉を得る事は出来ない。


見事、大当たりとなったら、主に“右打ち”
切り替え、大当たりを消化すると言った流れ。


“3回権利物”となると、1回初当たりを得たら後、
2回図柄が揃うまでは確変状態となるが、Vゾーン
に入らなくても図柄が揃ったら1回分消化される
点に注意。


また、CR機のように出玉が減らないようにする
“電動チューリップ”は搭載されていないので、
“確変中”であろうと、ハマればとガンガン出玉は
減って行くのであるw


“権利物”にも“1回権利”“2回権利”と言った
種類もあった。

思い出のファン感謝デーその2

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“2.5円交換”であったのでそこそこ、回っていた
のだが、“ラッキーナンバー制”と言う事で“無制限”
を引き当てられたらボーダーを越えられる位の台を
“2日間全ツッパ”


目指すは収支はそこそこでも“1等”を当てる事。


そこまでして欲しい商品であったかと言うと、
景品が何であったかも覚えてないので当てたと
言う実績が欲しかったのだと思われるw


そのようにして景品当たるまで“全ツッパ作戦”
決行されたのだった。


“ラッキーナンバー制”と言う利点を活かす為に
“3回権利物”を選んでいる。


3回目の当たりが“3”“5”であったら“持ち球遊技”
と、そんなルールであったが、3回中1回でも
“777”を引き当てたら“無制限獲得”と言うルール。


どれだけ早く、無制限である“777”を引き当て
られるかが、勝負の分かれ目であった。


さすがは、閑散とした店舗とあって、抽選時間は
1時間1回


抽選に参加するのは毎回2~3人


こんな状況で当たりは出るのだろうか?w


そんな心配を他所にちゃんと当たりは入っている
から安心しろと、店長。


残念ながら勝負には勝ったが、初日は景品を
引き当てられず、2日目に希望を託すのであった。


そして迎えた2日目


若干、釘を閉められていたが、それでも島では
1番マシな昨日と同じ台に着席。


2日目は奇跡的に初回権利で“無制限”を獲得し、
余程の引き弱な展開にならなければ勝ち確と
言った状況であろう。


あとは、“ファン感の抽選”だけであるw


こんな閑散とした店に2日間“抽選会”の為に
全ツッパしている物好きは我輩のみ。


いつしか、店員とも仲良くなっていた。


驚いた事に2日目30分1回のペースで“抽選会”
が開催されるw


噂を聞きつけたのか、日曜と言う事も有り、
この日はおよそ、10人ほどの客が我こそはと、
抽選に参加する鉄火場と化していたw


いよいよ、“最後の抽選会”と言う時間になっても
1等は出ていなかった。


気付くべきであったのは人数に対し、くじの多さ。


なのに、“最後の抽選会”には残りわずかのくじ


なるほどである。


これまでは、当たりくじが入っていないただの
ハズレくじを引かされていたのに気付いたのである。


少なくとも、1等が最後まで出ないように店側は
調整していたと言う事は間違いなかったw


なぜなら、これまで箱に大量に入っていたくじ
“最後の抽選会”は残り数十枚まで減っていた
のだからw


しかし、当たりは入っているのでここに残された
数人の誰かが引き当てる事が出来ると言う状況に
興奮していた。


それもそのはず、この2日間の目的は“ファン感”
1位の景品を当てる為にこんな閑散とした店で
2日間“全ツッパ”しているのである。


残りのくじがなくなるまでヘビーローテーション
くじが回ってくる。


そして、残りの3枚と言う所で我輩の順番が回って
来た。


1/3を引き当てられるか?と、気合で引くも結果は

『残念!』


我輩の次の方が1等を引き当て、幕を閉じたので
あった。

総括

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いやはや、最後まで1等が残る確率は?と言う
話しであるなw


これは我輩の想像であるが、店側では当たりくじ
ハズレくじが分けられおり、当たりが出る
タイミングも自由自在であるという事である。


それもそのはず、店舗に寄って客数は全く、
異なるのだからw


ここで得た教訓は

『抽選回数の多い店は要注意!』

と言う事であったw


あくまで、20年前の我輩が得た教訓からの想像で
あり、全ての店がそうであると言う話しではない
事はお断りしておくw


そんな、今は昔の話しである。


『第83話』へ続く。。。

さむらい物語 第83話 ~さむらい、道を引く~

本日はこれにて御免!

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