やあやあ、さむらいである。
過去にも新台を打った際は、情報は早い方が良いだろうと時系列を無視し、“実戦記”を前倒ししてお届けして来た。
新台導入初日に我輩が攻めたのは
『ガールズ&パンツァーG』
であったのだが、既に打った方はおられるだろうか?
普段、“ノーマルAタイプ”を中心に立ち回っている我輩が、解析が出切っていない新台を初日から攻めるなど、余程の状況でないと、ありえないのであるが、空いていたのもまた、運命であると打つ事に。
と言う訳で、本日は時系列を無視し、
『ガールズ&パンツァーG』
の“実戦記”をお届けしよう!
実戦日
時は文月も初めの頃。
この日は7月最初の新台入替日と言う事でマイホに導入されたのは
『ガールズ&パンツァーG』
であった。
朝イチの抽選の結果、我輩が射止めたのは入場番号8番であったので、新台を攻める事など諦めていたのであるが、再整列をすると、抜け番があるではないか。
これは前の方の選択に寄っては打てる可能性が出て来たのである。
いざ、入場してみると、何ともはかったかのように最後の1台が空いているではないか。
“全台系”でもやってない限り、見込みは薄いと言う状況であったが、新台を大事に扱う法人なのは昔から。
これは何かの思し召しかも知れぬと、重い腰を上げ、新台と対峙する事にしたのであった。
全く、予想だにしていない展開であった為、予習は0であったのだが、前評判で聞いていたのは
『設定4の出玉率が102.5%』
と言う、現実であった。
保通協で適合されるのにどれだけ苦労しているか、少なからず、メーカーに勤めていた経験がある我輩は存じている。
ましてや、新たな規則である6号機として開発となれば苦労は倍増である。
馬鹿にするわけではないが、設定4のこの出玉率で高設定を謳ってほしくないと言うのが本音である。
望めるなら設定5でも良いのだが、流石に設定4を投じられたら『ディスクアップ』を打っていた方がマシと思っていたが、果たして初日の設定状況は如何に?
ガールズ&パンツァーGのスペック
©オリンピア
機種情報 | |
---|---|
メーカー | オリンピア |
導入日 | 2019年7月 |
導入台数 | 約10,000台 |
タイプ | 純増約2.6枚/GのAT機 |
コイン持ち | 50.4~55.9G/50枚 |
天井 | 周期5スルーで次回CZ確定 |
CZ・AT終了画面に 設定示唆有り | みほ&まほで設定6確定!? |
ボーナス確率 | ||
---|---|---|
設定 | AT初当たり | 出玉率 |
1 | 1/461.2 | 97.7% |
2 | 1/441.7 | 99.2% |
3 | 1/433.9 | 100.0% |
4 | 1/405.0 | 102.5% |
5 | 1/379.7 | 105.3% |
6 | 1/328.5 | 110.1% |
周期到達時のCZ・AT当選率 | |
---|---|
設定 | 当選率 |
1 | 32.8% |
2 | 33.0% |
3 | 33.2% |
4 | 35.5% |
5 | 38.8% |
6 | 40.8% |
通常時の実質ベル確率 | |
---|---|
設定 | ベル確率(強ベル以外) |
1 | 約1/8.6 |
2 | 約1/8.4 |
3 | 約1/8.3 |
4 | 約1/8.3 |
5 | 約1/8.2 |
6 | 約1/8.0 |
引用元
ガールズ&パンツァーGの注意点とは?
本機の打ち方であるが、通常時は左リールにBARを目安にチェリーを枠内に押し、中右はフリー打ちでもスイカ(双眼鏡)の取りこぼしはない為、ほぼ、目押しは不要となる。
これはあくまで我輩個人の見解であるが、我輩にとって、通常時は『ジャグラー』より、緊張感なく打てる仕様である。
通常時は“AT戦車道”の突入契機となる、“チャンスゾーン(以下CZ)”を目指すゲーム性。
基本的に“CZ”は“戦車道チャレンジ”が選択され、“AT期待度は40%オーバー”らしい。
“上位CZ”に“あんこう祭”があり、こちらは“AT期待度は70%オーバー”となり、高設定程、出現し易いそうな。
“CZ”は周期で抽選され、通常時は300Pからスタートする、あんこうカウンターを減算させていき、“0”になると“CZ”の周期抽選を行う、模様。
恐らく、高設定ほど、“CZ”の当選率が上がるのであろう。
一応で有るが、上のように“周期到達時のCZ・AT当選率”には設定差が設けられているので参考までに。
基本的に“初当たり出現率”、“周期到達時のCZ・AT当選率”、あとは通常時のベルの実質確率にも設定差がある為、要カウントである。
あとは“CZ失敗時・AT終了画面”で設定示唆を行っているのでこれらの細かい画像はスロマガで要チェック。
とりあえず、前作同様、“みほ&まほ”で設定6が確定となる。
他にも設定2以上が確定する終了画面など、多岐に渡る。
“CZ”終了時にチャンスボタンを押す事でそれの画像を確認出来るのであるが、もし、見落としてしまった場合は、十字キーの横の赤いボタンを押せば確認出来る。
空き台などを見かけたらとりあえず、大きな棚ぼたがあるやも知れんので赤いボタンを押して確認すると、良いだろう。
~これが私の戦車道です~
朝イチ打ち始めると、あんこうカウンターは“???”と表記されている。
恐らくは設定据え置きなどを見抜けられないようにする対処であると考える。
114G回した所で初めての周期抽選にいとも簡単に当選すると、初の“CZ”を消費する。
これと言って強い要素はなかったのだが見事、撃破し、初ATとなる、“戦車道”を射止める。
ちなみに114Gを回しても投資は2本であったのは、前作よりも通常時のベースが上がっており、“50.4~55.9G/50枚”と、良く回る。
AT性能も“1G辺り純増2.6枚のAT機”となっている。
“戦車道”を射止めると、まずは“パンツァーアタック”と言う、毎ゲーム“Vストックor戦略アイテム”を獲得出来る特化ゾーンからスタートする。
さて、いきなり、苦労もなく“戦車道”を射止めたのであるが、初戦の相手はサンダース。
ちなみに最初の“パンツァーアタック”はみほが選択され、戦略アイテムには“チャンスチーム”が2個ストックされていた。
ここは難なく、勝利を飾り、ランクはBランクであった。
前作同様、ベル成立時にこちら側の攻撃となり、白ナビ=ベル非成立で相手の攻撃のターンとなる可能性が。
戦略アイテムに“チャンスチーム”があり、“チャンスチーム”が選択された場合、最初の2G間のみ、撃破率が上がっており、ベルが成立した時は必ず、撃破してくれていた。
なるほど、“チャンスチーム”にはそんな恩恵があるのか。
となれば、アイテムを重ねれば重ねる程、勝率は上がると言う事である。
また、“チャンスチーム”を温存した状態で勝利したら次戦に持ち越しとなる。
Bランクであったのだが、ここは“パンツァーアタック”を射止め、次はダージリンが選択される。
みほは最低保証が2Gであったが、ダージリンは3G。
今度は“チャンスチーム”を3個を射止め、2戦目に挑んだのだが、ここで何と『みほを狙え!』から
『みほ揃い!』
を射止めるのであった。
序盤で簡単に揃ってしまい、良くある事なのかと思い、我輩とした事が、写メを撮り忘れるw
後々調べると、“1/2048”と言う、中々の確率であった。
“みほ揃い”で“20G間の疑似ボーナス”が発動し、上の画像が終了時に獲得した戦略アイテムである。
そして消化後、すぐに勝利となり、
『ランクS!』
を射止めるのであった。
ランクSで射止めたのは
『地吹雪のカチューシャ!』
となり、“Vストック×2個”を獲得する。
次なる相手が出るまでの休憩中がなく、いきなり、戦車講座なるものが発生すると、次なるバトルに勝利すれば、ランクA以上が確定となる
『チャレンジバトル』
に突入するのであった。
しかも、Vストックが有るにも関わらず、対戦相手は勝利が確定する、最弱のアンツィオとなり、気合で消化するのであった!w
最強のVストック特化ゾーンに突入!
気合を入れたのは“チャンスチーム”選択時の最初の2Gのみであったのだが、これが見事にポコポコ揃い、圧勝する!
すると、“チャレンジバトル”での圧勝とあって、文句なく、ランクSSを射止めるのであった。
ランクSSとあらば、発動するのは
『マウスの挑戦!』
である!
前作同様、8G間、成立役に応じてVストックするようである。
兎に角、ハズレ以外を引けばVストックするイメージであった。
『結果Vストック×4個』
となり、優勝も見えて来た。
前作同様、継続率まで優遇されるのかはわからぬが、感想としては優遇されている感覚はなかった。
『このまま有利区間完走か?』と期待したが、優勝はするものの、Vストックがなくなると、あっけなく負けてしまうのであった。
それでも、初当たりから
『一撃1546枚獲得!』
と言うのは中々の記録ではなかろうか?
低投資と言う事もあり、これでゆっくり設定判別が出来ると考えたが、明らかに我輩の台だけ、終了画面の設定示唆が弱過ぎる。
と言う事で、知人に台を譲り、半日打たずして撤収するのであった。
実戦結果
総収支 | |
---|---|
総投資 | 2本 |
総獲得メダル | 685枚 |
総差枚数 | +585枚 |
総収支 | +11,000ポイント(5.3枚交換) |
総括
我輩の両隣は設定2以上示唆が幾度も出ていたが、我輩の台は若干、偶数寄り程度しかわからず終い。
周期6回目で“CZ”の天井となるのだが、周期天井を2回食らった時点でもはや、止める算段でいた。
そして、何より、一番の止める要素となったのが、
『つまらない』
からであった。
通常時はただ、あんこうカウンターを削る作業。
稀役を引けば、“×2倍”と言った演出もあるが、そもそも稀役の確率が恐ろしく低く感じ、引ける気がしない。
前作同様、クライマックス戦で稀役を引けば勝利となるのだろうが、その稀役が全然、成立しないので、熱くなりようがない。
また、白ナビで相手の攻撃を受けると、ほぼ、被弾となる為、全く楽しめない。
前作よりも1戦1戦が短くなっている。
純増を少し下げてでも、前作のように、自力感が楽しめる“戦車道”にすべきであったと我輩は思う。
そして、何より、やれない感満載の“CZ”の、“戦車道チャレンジ”である。
稀役や“まほを狙え”でターゲットが昇格するが、それ以外での昇格が何をきっかけで昇格するのかわからん。
ハズレでも昇格するのであるが、基本的にターゲットが浮き出ないとノーチャンス。
ただただ、演出なしで熱くなる事もなく消化するゲームが多過ぎる。
“あんこう祭”は引けなかった為、ノーコメントであるが、そもそも、低設定では引けないのだろうから、意味なし。
正直、『ガルパン』と言うブランド名だけで稼働を維持するには難しい機種と言えるだろう。
平常営業となったら即刻、客が飛ぶと予想する。
辛口評価に感じるだろうが、これが我輩の初打ちの感想である。
皆様も打った感想をお聞かせ願いたい。
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