やあやあ、さむらいである。
1日お休みを頂戴し、誠に感謝である。
前回の『ディスクアップ』の“実戦記”はお読み頂けただろうか?
最後にART中の通常リプレイと共通ベル+ハズレの比率について触れただけで終わっていたので気になっていた門下生(読者様)もおられたのではなかろうか?
“実戦記”の中で触れても良かったのだが、“通常リプレイとの比率”について触れているサイト様が見当たらず、それならば我輩が取り上げようではないかと思い立ち、一つの記事でまとめる事にしたのである。
と言う訳で本日は久々の“徹底攻略シリーズ”として
『ディスクアップ』
の設定判別について、徹底的に綴らせて頂こう!
前回の『ディスクアップ』の“実戦記”はこちらから
やあやあ、さむらいである。ここ最近のマイホの状況悪化は連日お伝えしている通りであるが、これは店を替える事で解消出来る問題である。しかし、問題は自身の大スランプである。ほくろ除去との因果関係はわからぬが、スランプが発生[…]
やあやあ、さむらいである。『ディスクアップ』を打っていて思うのは"腕"じゃないな、と。確かに、ビタ押し精度を突き詰めて、成功率を上げる事で出玉率の底上げする事は可能であるが、本機で出している人と言うのは、うま〜く、ボ[…]
ディスクアップのスペック
©Sammy
機種情報 | |
---|---|
メーカー | Sammy |
導入日 | 2018年6月4日 |
初期導入台数 | 約2000台 |
タイプ | A+ART |
同色BIG | 最大251枚+ART |
異色BIG | 最大251枚+一部ART |
REG | 最大103枚 |
リーチ目 | 2766通り |
天井 | 非搭載 |
ボーナス確率 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | 同色BIG | 異色BIG | BIG合算 | REG |
1 | 1/299.3 | 1/8192.0 | 1/288.7 | 1/496.5 |
2 | 1/7281.8 | 1/287.4 | 1/458.3 | |
5 | 1/4681.1 | 1/281.3 | 1/442.8 | |
6 | 1/3120.8 | 1/273.1 |
設定 | ボーナス合算 | 出玉率 | 出玉率 (完全攻略) |
---|---|---|---|
1 | 1/182.6 | 98.9% | 103.0% |
2 | 1/176.6 | 100.3% | 104.3% |
5 | 1/172.0 | 103.3% | 107.2% |
6 | 1/165.9 | 107.2% | 110.0% |
特定ボーナス確率 | |||
---|---|---|---|
設定 | リーチ目役A+異色BIG | 異色BIG合算 | チェリー+REG |
1 | 1/16384.0 | 1/8192.0 | 1/5461.3 |
2 | 1/13107.2 | 1/7181.8 | 1/3276.8 |
5 | 1/6553.6 | 1/4681.1 | 1/2978.9 |
6 | 1/3855.1 | 1/3120.8 | 1/2520.6 |
通常小役確率 | |||
---|---|---|---|
設定 | 実質9枚役 | チェリー | スイカ |
1 | 1/12.76 | 1/26.8 | 1/46.9 |
2 | 1/12.51 | 1/24.9 | 1/45.3 |
5 | 1/12.05 | 1/24.0 | 1/42.4 |
6 | 1/11.73 | 1/23.1 | 1/41.0 |
ART中小役確率 | ||
---|---|---|
設定 | 共通9枚役 | ハズレ確率 |
1 | 1/20.0 | 1/11.5 |
2 | 1/19.4 | 1/10.9 |
5 | 1/18.3 | 1/9.9 |
6 | 1/17.6 | 1/9.4 |
ART中通常リプレイとの比率確率 | |
---|---|
設定 | 通常リプレイ÷(ハズレ+共通ベル) |
1 | 2.80 |
2 | 2.68 |
5 | 2.29 |
6 | 2.18 |
ビタ押し成功時・上乗せなし発生率 (通常時の同色BIG中) | ||
---|---|---|
設定 | 発生率 | 発生割合 (同色BIG回数) |
1 | 1/4156 | 約150回に1回 |
2 | 1/1032 | 約37回に1回 |
5 | 1/517 | 約18回に1回 |
6 | 1/258 | 約9回に1回 |
通常時異色BIG当選時・DT当選率 | |
---|---|
設定 | 当選率 |
1 | 50.0% |
2 | 44.4% |
5 | 28.6% |
6 | 19.0% |
真・技術介入成功率別出玉率 | |
---|---|
成功率 | 出玉率 |
100% | 103.0% |
80.0% | 101.8% |
66.0% | 100.9% |
52.2% | 100.0% |
50% | 99.9% |
【完全攻略の条件】
・ボーナス成立時の次ゲームに1枚掛けでボーナス入賞手順を行う
・チェリー・スイカの取得率100%
・ボーナス中に枚数アップ手順を行う
・同色BIG中の真・技術介入成功率100%
・通常時・ART中にパンク1枚役を取得しない
引用元
ディスクアップってどんな機種?
本機『ディスクアップ』はART機である。
技術介入性が高いノーマルAタイプと認識している方もおられるかもしれないが、ゴリゴリのART機となる。
ART中はボーナスの色で指定された箇所を目押しし9枚役を揃え、押し順ナビが発生した場合は押し順通りに押す。
この押し順をミスると“RT”がパンクしてしまう為、注意が必要となる。
また、“バシュン”と言う効果音の時はパンク1枚役が成立している可能性があるのでBARか赤7を目安に目押ししよう!
左リールの青7と赤7の間にパンク1枚役がある為、青7は回避するように。
チェリーを引きこめる位置に押していればパンク役が揃う事はないので通常時の小役目押し手順をしていればパンク役は回避出来る。
基本的に目押しを必要とするART機の為、目押しが苦手と言う方は手を出してはいけない機種であると言えよう。
本機『ディスクアップ』のARTはボーナス当選時に付いてくる
『DANCE TIME(以下DT)』
と、“BIG”中にビタ押しを駆使して、技術介入でゲーム数を増やしていく
『DJ ZONE(以下DZ)』
の2種類がある。
“DT”は通常時の“同色BIG”時の約1/2で突入するか、ART中のボーナスか、通常時の“異色BIG”の一部(単独異色BIG)でfeat.DTとして突入する。
ART中のボーナス当選時の87%が20Gの“DT”が選択されるが、通常時の“同色BIG”で当選した“DT”の方がゲーム数は優遇されている。
“DZ”は“同色BIG”消化中の『READY』が発生した際に
『中リール枠下に青7をビタ押し』
を成功させるとランダムに“DZ”のゲーム数が上乗せされる仕様となる。
ビタ押しに失敗してもおよそ1/3で上乗せるアシスト有り。
これはビタ押しの成否に関係なく、確実に乗るフラグがあるものと推察する。
この『READY』が発生し、ビタ押しが成功したにもかかわらず、“DZの上乗せ”が発生しなかった場合は、高設定示唆となるので一度でも確認出来たら高設定の期待が持てる。
全てのビタ押し成功率100%の場合、平均54.1Gの“DZ”を獲得する事が出来る。
完全攻略であれば、
『設定1でも出玉率103%』
と言うのが本機、“最大の売り”である。
実際どうなの?
現在、『ディスクアップ』の人気と言うのは一部では異常なほどで5.9号機の中では間違いなく、名実ともにナンバー1であろう。
どうせ、どこの店も設定1なんだからと、腕自慢は気軽に打てるのが高稼働の底上げしているのだと思われる。
ホールからの支持も絶大で、第4弾となる
『ブルーパネル』
の増台が決定し、導入されている。
中古市場では100万円を超えたなんて話しも。
いくら甘いとは言え、設定1で本当に勝てるのか?と言われれば正直、厳しいと言える。
シュミレート上では“ビタ押し成功率が52%以上で出玉率は100%を超える”らしいが。
常勝は厳しいと思うが、メイン設定が設定2であったり、高設定もちゃんと導入するホールであれば十分、戦える機種であると我輩は思っている。
その勝つ為に必要なのが、技術の向上もそうだが、店が高設定を使っているかを見極める、
『設定推測の精度』
が重要なのである。
と言う事で、次項では
『さむらい流ディスクアップ設定判別法』
を伝授させて頂こう!
ボーナス確率の設定差とは?
本機『ディスクアップ』の特徴として設定は
『1・2・5・6の4段階設定』
となっている。
もちろん、ホールのメイン設定は設定1であろう。
であれば、設定1を回避する立ち回りを心掛ける必要があり、その為には機種の知識と小役カウントが必須となるので一から伝授していく。
まず、“同色BIG”は全設定共通で“1/299.3”となり、ここに設定差はない。
これは5.9号機特有の『ART突入率に設定差を設けてはならない』と言う、性質上の仕様である。
となれば、“BIG”で設定差があるのが、“ARTに突入しない異色BIG”のみとなる。
つまりは高設定ほど、
通常時に当選する“単独異色BIG”は全設定共通で“1/16384”となり、この単独当選時にのみfeat.DTとなり、“DT”に突入する。
それ以外は“リーチ目役A(赤7赤7チェリー)”の1枚役との重複当選で、“DT”は付いて来ない。
この“リーチ目役A+異色BIG”に大きく設定差が設けられているのである。
その為、通常時に“異色BIG”を引いて“DT”が付いて来なかったら高設定の可能性が上がるのだ!
ちなみに設定1では“1/16384”となるので一度でも
『DTなしの異色BIG』
が確認出来たら設定2以上を期待しても良いだろう。
REG確率にも設定差があり、高設定ほど“REG”が引き易い。
特に“チェリー重複REG”の設定差が大きく、設定1では“1/5461.3”の所、設定6では“1/2520.6”となっていおり、設定1と設定6とでは2倍以上の差があるのである。
“チェリー重複ボーナス”は液晶演出を伴う事が多いので、演出に注目していれば比較的、見抜く事は容易であろう。
小役カウントは必須!
チェリー重複確定目
本機の設定判別をする上で小役カウントは必須である。
“リーチ目役A+異色BIG”と“チェリー重複REG”に設定差があるとはいえ、当たっていれば良いが、確率分母が大きい為、高設定であっても引けない時は引けないので判断が難しい。
となれば、その他の要素として、“ノーマルBIG”中の
『ビタ成功時の上乗せなし』
が引けているかどうかとなるが、これも“ノーマルBIG”を重ねなければ試行は増やせない。
どちらも確率分母が大きかったり、試行が増やせないものだからこそ、小役カウントは必須なのである。
これは本機だけに限らず、『ジャグラー』や、その他の機種でも同様であり、我輩が散々、口酸っぱく言っている事。
と言う事で、本機『ディスクアップ』における小役カウントをご説明しよう!
通常時に数えるのはチェリーとスイカ。
また、実質9枚役として、“通常時に揃った9枚役”を数えるのもお薦めである。
導入当初は我輩もチェリーとスイカのみ数え、実質9枚役は数えなかったのだが、途中から判別要素を増やす為に数えるようになった。
チェリーとスイカに関しては通常時のみならず、、ART中もカウントすべし。
次項は本記事のメインとなる
『ART中の小役』
について詳しく解説しよう。
ART中の小役比率とは?
長くなったが、これが今回の記事のメインである。
ART中に数えるのはチェリー、スイカはもちろんであるが、それとは別にハズレと共通ベル、それと押し順ナビを伴わない通常リプレイをカウントする。
ART中のハズレとはパンク1枚役成立時に発生する
『バシュン発生以外のハズレ』
を指す。
共通ベルとは“色ナビなし時の9枚役”を指し、“バシュン発生時”にもたまに揃うが、ここはカウントに含める。
通常リプレイとは押し順ナビ以外のリプレイを指す。
この3つをカウントし、ART中のハズレと、共通ベルを足したもので通常リプレイを割ったものが以下の表である。
ART中通常リプレイとの比率確率 | |
---|---|
設定 | 通常リプレイ÷(ハズレ+共通ベル) |
1 | 2.80 |
2 | 2.68 |
5 | 2.29 |
6 | 2.18 |
上記の表を見て頂いくと、設定差があるのがお分かりだろう。
『番長3』の“ART中のベル比率判別”と考えは同じ。
高設定であれば、ナビなしの通常リプレイが出現しにくくなり、共通9枚役とハズレが出現し易くなる。
逆に低設定ではナビなしの通常リプレイが出現し易くなり、共通9枚役とハズレが出現しにくくなるのである。
現場ではハズレや共通ベルは数えても、通常リプレイはカウントしていない方が非常に多い。
もちろん、ある程度の数値を出す為には“ART中の試行”が必要であるが、この
『通常リプレイとの比率』
を見る事で当たっていても低設定寄りであると判断し、深追いせずに止める事が出来るのだ。
ボーナスが確率以上に引けていると、“当たっているからとりあえず追う”と言う選択肢しかなかったものが、当たっている内に試行が増やせる事で低設定を回避出来る為、
『ART中の通常リプレイとの比率』
を見るのが重要なのはおわかり頂けるだろう。
実戦値
実際に我輩の実戦値から例を上げると前回の高設定と思われる実戦データである。
実戦値 | |
---|---|
ART総ゲーム数 | 1842G |
ART中ハズレ | 187個(1/9.85) |
ART中共通ベル | 96個(1/19.19) |
ART中通常リプレイ | 608個(1/3.03) |
ART中ハズレ・共通ベル ・通常リプレイ比率 | 608個/(187個+96個) =2.15 |
上の表を見てお分かりの通り、“設定6の数値”よりも良いのがお分かりだろう。
次に、これは我輩が初めて
『一撃2000枚オーバー!』
を達成した時の実戦値である。
実戦値 | |
---|---|
ART総ゲーム数 | 685G |
ART中ハズレ | 47個(1/14.57) |
ART中共通ベル | 41個(1/16.71) |
ART中通常リプレイ | 229個(1/2.99) |
ART中ハズレ・共通ベル ・通常リプレイ比率 | 229個/(47個+41個) =2.60 |
これも上の表と見比べると、“設定2の数値”でおさまっている。
もっと、いかにも設定1と言うデータがあれば良かったのだが我輩もまだ、経験が浅く、申し訳ない思いである。
しかし、ハズレ確率だけで見ると大幅に設定1を下回っているのに“通常リプレイとの比率”で見ると“設定2の数値”となるので我輩はこの時、止めてしまったが、設定2も視野にいれるならもう少し様子を見ようか?と言う判断も出来るのである。
総括
ここまで本機『ディスクアップ』の設定判別について事細かに綴って来たが、如何であったろうか?
ビタ押し成功率90%程度の我輩でも低設定域は甘いと感じる本機であるが、逆を言うと技術がないと高設定では辛い事を意味する。
設定6でも完全攻略で出玉率110%であり、ビタをハズす度にここから出玉率を削って行く事になる。
低設定でも高設定でも打ち手次第でどうにでも転がるので、店としても高設定を使い易いと言うメリットもある。
今後も盛り上がりを見せる事は間違いなしの機種と言えるので設定推測に
『さむらい流ディスクアップ設定判別法』
を駆使し、お役に立てて頂けたら幸いである。
本日はこれにて御免!
ランキングに参加中である!
まずは『カチカチ君を買ってみるぜ!』と言う方は門下生(読者様)はさむらいの▼応援クリック▼すべし!
【2019年2/5追記】比率判別の表記で誤りがあった為、訂正しました。
正しくは『通常リプレイ÷(ハズレ+共通ベル)』であります。