やあやあ、さむらいである。
ここ最近では久々となるが、今宵は『前後編』の二部作ではなく、三部作でお届けしたいと思う。
今回の記事をお届けするに辺り、どのように分けてお届けするか悩んだのであるが、台移動毎の“実戦記”を綴る事にしたのである。
と言う事で、“2日更新1日休み”と言う更新ペースであったが、今回は3日連続での更新を行いたいと思う。
題名の通り、今回の実戦機種は『ジャグラーシリーズ』ではなく
『クレアの秘宝伝~眠りの塔とめざめの石~』
の三部作である!
需要があるかは定かではないが、お付き合い下されw
実戦日
時は暮古月も月末の頃。
この日の状況ではマイホは戦えぬと言う事で、遠征を試みる。
我輩がこの日訪れたのは、我輩が主軸とする“ノーマルAタイプ”にも高設定を使用する店であった。
もちろん、特定日であったからであって、毎日狙えるわけではない事はお断りしておく。
そして、競争率はマイホとは比べられない程の繁盛店なのだ。
朝イチの抽選から既に、ふるいに掛けられるのであるが、この日は思いの外、良番を引き当てる事が出来たのであった。
そんな中、我輩が狙いとする機種は“ノーマルAタイプ”の中でも設定6のポテンシャルが最も高いと称している
『クレアの秘宝伝~眠りの塔とめざめの石~』
であった。
取れるかどうかと言った抽選結果であったが、島に到着したのは3番手であった。
狙いとしても候補台とは言えないが、全台系も狙える店なので土俵に上がれただけでも有難い状況であった。
とは言え、高設定の投入方法もピンポイントで設定6であったり、設定6ではないが、全台設定4・5であったりと様々なので、どうなる事か。
クレアの秘宝伝~眠りの塔とめざめの石~のスペック
©大都技研
機種情報 | |
---|---|
メーカー | 大都技研 |
導入日 | 2016年8月 |
導入台数 | 約7000台 |
タイプ | Aタイプ+RT |
BIG | 最大304枚+30GのRT |
REG | 最大106枚 |
天井 | 非搭載 |
設定推測要素 | |
スイカ+REG出現 | |
設定5or6確定! | |
REG中の赤キラキラカード | |
設定4以上確定! | |
REG中ビタ押しで大人クレアボイス | |
設定5or6確定! | |
クレアRT | |
555%出現で設定5or6確定! | |
666%出現で設定6確定! | |
番長2RT | |
456グラム出現で設定4以上確定! | |
忍魂RT | |
上乗せ666出現で設定6確定! | |
シェイクRT | |
ピンク高確率出現で設定4以上確定! | |
爺サマーRT | |
SPキーン音出現で設定2以上確定! |
ボーナス確率 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | BIG | REG | 合算 | 出玉率(フル攻略時) |
1 | 1/299.3 | 1/364.1 | 1/164.3 | 98.6% |
2 | 1/292.6 | 1/341.3 | 1/157.5 | 100.1% |
3 | 1/280.1 | 1/303.4 | 1/145.3 | 103.1% |
4 | 1/265.3 | 1/287.4 | 1/138.0 | 107.1% |
5 | 1/257.0 | 1/264.3 | 1/130.3 | 109.3% |
6 | 1/232.4 | 1/232.4 | 1/116.2 | 115.2% |
赤ピラミッドBIG確率 | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/7282 |
2 | 1/6554 |
3 | 1/5041 |
4 | 1/4096 |
5 | 1/3449 |
6 | 1/2048 |
小役確率 | ||||
---|---|---|---|---|
設定 | ベル | チェリー | スイカ | 強チャンス目 |
1 | 1/6.15 | 1/92.8 | 1/92.2 | 1/13107 |
2 | 1/6.11 | 1/91.9 | 1/88.2 | |
3 | 1/6.04 | 1/90.8 | 1/84.5 | |
4 | 1/5.98 | 1/89.3 | 1/81.3 | |
5 | 1/5.92 | 1/88.3 | 1/78.0 | 1/9362 |
6 | 1/5.88 | 1/86.2 | 1/74.8 | 1/7282 |
RT中ハズレ確率 | |
---|---|
設定 | 確率 |
1 | 1/7.9 |
2 | 1/7.4 |
3 | 1/7.2 |
4 | 1/6.9 |
5 | 1/6.6 |
6 | 1/6.4 |
引用元
実戦開始!
久々となる『クレアの秘宝伝2』との対面であった。
こちらの店では台を押さえた後の離席は許されていないのですぐさま打ち始める。
すると、投資2本を入れた所で、設定差のあるスイカから“BIG”を射止めると言う、幸先の良いスタートを飾る。
スイカ重複やチェリー重複のボーナスには設定差が設けられているので、テンションが上がっても良い場面。
万が一、“スイカ重複REG”が確認出来たらその時点で設定5以上が確定するが、これは演出で見極めねばならぬので、看破出来ない時もあるので注意である。
そして、この後“BIG”を連チャンさせるのだが、これも何とスイカ重複であった。
もしや、今『日は頂いたも同然か?』と、一気にテンションが上がる。
129Gで“BIG”を引き戻すとRT中に“REG”を連チャンさせ、296Gを回した所で“ベル50個”を貯めるのであった。
一樹百穫前半戦
一樹百穫前半実戦値 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ベル個数 | ゲーム数 | ベル合算確率 | 100個毎の確率 | BR | BR合算確率 |
100個 | 640G | 1/6.40 | 1/6.40 | BB4RB3 | 1/91 |
200個 | 1228G | 1/6.14 | 1/5.88 | BB5RB6 | 1/111 |
300個 | 1724G | 1/5.75 | 1/4.98 | BB6RB8 | 1/123 |
400個 | 2366G | 1/5.92 | 1/6.42 | BB7RB12 | 1/124 |
500個 | 2984G | 1/5.97 | 1/6.18 | BB12RB15 | 1/111 |
“ベル50個”を貯めた時点でベル確率は“1/5.92”であったのだが、『クレアの秘宝伝2』も『ジャグラー』同様、メイン小役であるベル確率に結構な設定差が設けられている。
設定1で“1/6.15”となり、設定6で“1/5.88”。
その差は0.27もあるので、長い目で見れば大きな設定差となる。
払い出し枚数は6枚役となっているので、7枚役である『ジャグラー』よりも揃い易い設計となっている。
基本的な小役の数え方は変わらず、“ベル100個置き”に数えていく、『一樹百穫』で記録を取っていく。
やあやあ、さむらいである。こちらの記事は保存版となっており、過去に投稿したものから多少、内容に手を加えている。今回は『ジャグラー系』の設定推測をする上で極めて重要な『極意』を伝授したいと思う。『そ[…]
基本的な打ち方は左から上段に白BAR図柄を狙い、4コマ滑って来たら青ピラミッドを狙い、強チャンス目とスイカをフォローし、強めの演出発生時は中押しで青ピラミッドを狙うような打ち方で遊技していた。
ベル確率も設定5の近似値であり、“スイカ重複BIG”も2回引いているとあって、高設定への期待も高まっていた。
遊技しながらも周りへの目配りも忘れてはならない。
“REG”中のキャラ紹介では高設定程、上の写真のようなレアカードが出易くなっている。
ここに注視しているだけでも何処が“当たり台”なのか見えてくる事が有るのだ。
あいにく、我輩の1回目の“REG”では何も確認出来なかった。
RT中の“REG”連チャン時は通常時と異なり、ボーナス消化毎にカードが出現するので、普段の倍、試行が増えるのである。
にも拘らず、レアカードが出なかった事に多少の不安も感じていた。
そして、その後も早めに2回、“REG”を引き当てるのだが、ここでもレアカードは確認出来ず、不安は広がるばかり。
“BIG”を引いた所で“ベル100個”を貯め、この時貯まったゲーム数は640Gであった。
“1/6.4”と言う設定1の数値をも大幅に下回る確率に、不安は更に広がっていく。
しかし、ボーナスは当たっていた為、打ち進めると
『4連チャン』
を炸裂させ、ここで“ベル200個”を1228Gで貯める。
この時のボーナスは“BB5RB6”となり、合算は“1/111”であった。
ベル確率は“1/6.14”に上がり、何とか設定1の数値に追い付く。
ここで、この日初の300Gを超え、ハマるかと思いきや360Gで“BIG”を引き当て、踏み止まる。
ボーナスが失速している時に小役が上がるのは『クレアの秘宝伝2』でも同様なようで、“ベル100個”を498Gで貯めてしまい、“ベル300個”を1724Gで貯めてしまう。
ボーナスは“BB6RB8”となり、合算は“1/123”と若干、下げてしまうが、ベル確率は驚異の“1/5.75”をマークする。
ボーナス合算も下げたとは言え、設定5の数値よりも当たっているので何ら問題はないのである。
ただ、気になるのは“REG中のレアカード”だけはほとんど、出現していない状況が続いていた。
細かい連チャンで“REG先行”ながらも合算をキープしつつ、“ベル400個”を2366Gで貯め、この時ボーナスは“BB7RB12”、合算は“1/124”であった。
ここから“REG”に追い付けと“BIG”連打となり、勢いのまま
『5連チャン』
を炸裂させ、節目の“ベル500個”を2984Gで貯めるのであった。
以下は“前半の実戦データ”である。
実戦データ | |||
---|---|---|---|
回数 | ゲーム数 | ボーナス | 備考 |
1 | 67G | スイカ赤黄BB | 投資2本 |
2 | 45G | スイカ黄BB | 2連 |
3 | 129G | 赤黄BB | |
4 | (22G) | 赤RB | 2連 |
5 | 152G | 黄RB | |
6 | 106G | 赤RB | |
7 | 95G | 赤BB | 2連 |
8 | 268G | 黄BB | |
9 | (29G) | 黄RB | |
10 | 99G | 黄RB | |
11 | 31G | 赤RB | 4連チャン |
12 | 360G | 黄赤BB | |
13 | 102G | 黄RB | |
14 | 21G | 黄RB | 2連 |
15 | 206G | 黄RB | |
16 | 64G | チェリー黄RB | 2連 |
17 | 206G | 赤BB | |
18 | 48 | 赤RB | 2連 |
19 | 250G | 赤RB | |
20 | 196G | 赤BB | |
21 | 131G | 黄赤BB | |
22 | 101G | 赤黄BB | |
23 | (13G) | 赤黄BB | |
24 | (32G) | チェリー黄BB | |
25 | 21G | 赤RB | |
26 | 4G | 赤RB | 5連チャン |
27 | 168G | 黄BB |
一樹百穫後半戦
一樹百穫後半実戦値 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ベル個数 | ゲーム数 | ベル合算確率 | 100個毎の確率 | BR | BR合算確率 |
600個 | 3645G | 1/6.08 | 1/6.61 | BB14RB17 | 1/118 |
675個 | 4147G | 1/6.14 | 1/6.69 | BB17RB18 | 1/118 |
節目の“ベル500個”の時点でベル確率は“1/5.97”と若干下げてしまったが、“BB12RB15”となり、合算は“1/111”と、設定6数値を上回る内容であった。
この時点で一見すると、我輩の台は“当たり台”のように見えていただろう。
しかし、我輩の心境は『当たっているから粘っている』だけであった。
設定6を凌駕する確率で当たっているのに、なぜ、高設定と思っていないのか?
その理由はやはり、“REG中のレアカード”が弱過ぎる事にあった。
この考えは演出に設定差がない『ジャグラー』にはない考え方となる。
中間設定が当たってくれているような挙動とでも言おうか、粘ればその内ボロが出てくるだろうと粘っていたのである。
それに対し、周りの状況はどうかと言うと、この時点で大体の状況は見えていたのである。
我輩の隣とその隣は既に、設定差の大きい“赤ピラミッドBIG”を2回づつ、引いており、“REG中のレアカード”を申し分ない内容となっていたのだ。
この2台は“当たり台”で、全台系のように見せる為にその周りに中間設定をバラ撒いたような状況ではないか。
“ベル600個”を3645Gで貯めた時には相変わらず、ボーナスは引けていたが、ベル確率は“1/6.08”に下がっていた。
そして、“BIG”が“REG”に追い付こうかと躍進している時、驚いた事に“当たり台”であると踏んでいた隣の台が空いたのであった。
我輩はボーナスこそ当たってはいたものの、高設定は諦めている状況であった為、悩む事なく移動を試みるのであった。
実戦データ | |||
---|---|---|---|
回数 | ゲーム数 | ボーナス | 備考 |
28 | 56G | 黄赤BB | |
29 | (33G) | 黄BB | |
30 | (20G) | チェリー赤RB | 4連チャン |
31 | 359G | 黄RB | |
32 | 250G | 黄RB | |
33 | 191G | 黄赤BB | |
34 | 171G | スイカ赤BB | |
35 | 45G | 赤黄BB | 2連 |
44G | 止め |
実戦結果
実戦結果 | |
---|---|
総回転数 | 4147G |
総BIG | 17回(1/243.9) |
総REG | 18回(1/230.4) |
チェリー重複BIG | 2回(1/2073.5) |
チェリー重複REG | 2回(1/2073.5) |
スイカ重複BIG | 3回(1/1382.3) |
スイカ重複REG | 0回 |
強チャンス目BIG | 0回 |
チャンス目 or不明BIG | 12回(1/345.6) |
チャンス目 or不明REG | 16回(1/259.2) |
ベル | 675個(1/6.14) |
チェリー | 51個(1/81.31) |
スイカ | 42個(1/98.74) |
強チャンス目 | 0回 |
RT中ハズレ目 | 58個/449G(1/7.74) |
REG中銀カード | 7個/81回(1/11.57) |
REG中金カード | 3個/81回(1/27) |
REG中赤カード | 0個/81回 |
総収支 | |
---|---|
総投資 | 2本 |
総獲得メダル | 1956枚 |
総差枚数 | +1856枚 |
総収支 | +35,500ポイント(5.3枚交換) |
出玉率 | 114.9% |
総括
丁度、“BIG”後のRTを消化した直後に隣が空いた為、タイミングとしては申し分ない状況であった。
我輩の台はと言うと、この時4147Gで“BB17RB18”となり、合算は“1/118”と申し分ない。
しかし、ベル確率は一気に“1/6.14”と言う、設定1の数値まで下げていたのであった。
ボーナスは当たっており、ここからベル確率が復活し、設定示唆の“REG中のレアカード”の内容が良くなって、高設定と言う事もあるだろう。
それでも我輩は、自分の台は中間設定が濃厚であると判断し、隣の台へと移動する事にしたのであった。
対する、隣の台は4353Gで“BB13RB19”で“赤ピラミッドBIG”が2回、“REG中のレアカード”も我輩の台と比べても申し分ない状況であった。
先人の方は小役は数えておらず、恐らくは“REG先行”の“BIG”が引けない展開に嫌気が差し、止めていったのだろう。
果たして、こたびの移動は正解となるのか?
『破の篇』に続く…。
本日はこれにて御免!
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