さむらい物語 第78話 ~さむらいシフト作成者へ~

やあやあ、さむらいである。


気付けば6月22日以来の更新となる

『さむらい物語』

のお時間であるw


1カ月近い期間が空いてしまったので

『何だそれ?』

と言う入門生(新規読者様)の為に軽く、
ご説明を。


『さむらい物語』とは我輩の“スロプロ”を目指す
までに至った軌跡を『パチスロの歴史』と共に
語っていく、自己満足だけの『物語』w


言わば、“自叙伝”のようなもである。


普段の“実戦記”とは違ったさむらいが見られると
思うので過去の『思い出の機種』と共に振り返り、
お読み頂けたら幸いである。

前回までのあらすじ

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『さむらい物語』とは我輩、さむらい
『過去の記憶や足跡』
『パチスロの歴史』を重ねて振り返り、
見ていこうと言う、趣旨の『物語』である。


一部、年齢などの部分は“妄想”もあり、中には
“記憶違い”等が含まれている可能性が
ある事もお断りしておくw


当時から、『パチスロ』で生きていく“決心”
していたさむらいは将来、

『スロプロ』

になる事を“決意”していた。


しかし、まずは苦労を掛けた両親への
感謝の念から、『野望』を胸に“ホテル”
就職したさむらいであった。


『ぱちんこ』“最大連チャン数5回まで”と言う、
“リミッター付の規制された機種”が蔓延すると
言う、まさに“氷河期時代”であった。


しかし、『パチスロ』“CT機”の登場を
皮切りに、

『劇的な進化』

を遂げていく。


“新基準機”と称し、『大量獲得機』が登場し、
更には『セブンライン機』の登場により、
大当たり確率を大幅に上げる事が出来た
のである。


『ぱちんこ』とは反して明らかな盛り上がりを
見せる『パチスロ業界』であった。


5年勤めたら退職し、『スロプロ』を目指そうと、
考えていた我輩であったが、入社5年目に入り、

『ドアマン』

に配属されるさむらいであった。


“ドアマン”に配属された事で普通免許を取得した
だけでなく、自家用車まで購入するのであった。


そんな生活が一変する中、新たに猫を飼い始めた
さむらいであった。


前回の話しをお読みでない門下生(読者様)
こちらから

さむらい物語 第77話 ~さむらいワールドカップを語る~

思い出の機種

ガメラ©ロデオ ©大映/株式会社タカラ

『ガメラ』はロデオの4号機である。


販売時期は2000年で後継機には液晶を大きくした
『オオガメラ』が存在する。


多少のスペックダウンをしたようであるが、
それを感じさせない出玉感は圧巻である。


本機は『大花火』のような“大量獲得機”であり
ながら『バンバン』“シフト持越し”
採用した夢のような機種であった。


4号機“大量獲得機”とは?

さむらい物語 第54話 ~さむらい大量獲得機を語る~


“シフト持越し機能”を搭載した『バンバン』とは?

さむらい物語 第71話 ~さむらい車を買う(前編)~


“大量獲得機”とはその名の通り、当時の標準的な
獲得枚数であった400枚を超える出玉を得られた
機種の事を指し、おおよそ、500枚を超える機種は
“大量獲得機”と分類されていたのではなかろうか?


そして“シフト持越し機能”と言うのが画期的で、
4号機では“リプレイハズシ”と呼ばれる技術で
JACINをハズシ、小役ゲームを延命させ、
獲得枚数を増やす技術が当たり前であったのだが、
パンクしてしまうリスクもあった。


しかし、JACINはボーナスであると言う認識から、
次ゲームに持ち越しても問題ないと、ハズシた後、
JACINを持ち越しつつ、小役ゲームを消化し、
最終ゲームでJACINさせて小役ゲームを最大限に
活かす事で更なる、大量獲得枚数を目指せると
言うものであった。


初めにその“シフト持越し機能”を開発したのが今や
飛ぶ鳥を落とす勢いの大都が放った『バンバン』
であり、“大量獲得機”で初めて採用したと思われる
のが本機『ガメラ』であった。


“シフト持越し”を採用した本機の平均獲得枚数は
“1BIG650枚”を超えるw


最大でも400枚程の5号機しか知らない世代には
圧巻であろう。


あくまで平均でも650枚取れるのだからw


そんな機種、甘過ぎるんじゃないの?と、思われる
であろうが、おっしゃる通りかなり、甘かった。


我輩は打てた事はないが、設定6に至っては
フル攻略で

『出玉率150%オーバー!』

と言うスペックw


仮に終日、9000G回したとすると、単純計算でも
13,500枚が獲得出来る計算である。


あくまでフル攻略時であり、“毎BIG54G以上”
掛かっていた事を考慮すると終日打っても9000G
回せないだろうが、“万枚”は当たり前のスペックは
驚愕ではなかろうか?


もちろん、店のメイン設定は設定1となるのだが、
設定1でもフル攻略時の出玉率は“104.4%”と言う
のであるから驚きであろう。


どの台打っても『アイムジャグラーの設定5』程の
台には座れるのである。


そんな甘い時代があったのか、と思われるだろうが
あったのだw


もちろん、交換枚数は“7枚交換”などもあったが、
“等価交換”が広がり始めた頃であった為、都内で
あればいくらでも打てたのではなかろうか?


我輩が勤めていたホテルが新宿にあったのだが、
新宿駅の大ガードの近く、西口側に

『新宿ジャンボ』

と言う、昭和感漂うお店があったのだが、そこには
“等価交換”であるにも関わらず長きに渡り、
『オオガメラ』を設置してくれていたので
ちょくちょく、打ちに行ったのも懐かしい話し。


現在、その思い出の店舗であった『新宿ジャンボ』
も先日、閉店してしまったと聞き、心を痛めたので
あった。


本機の特徴の一つで、チャンス目を引くとバトルに
発展するのだが、その間はリプレイ確率が上がって
おり、バトルを純粋に楽しむ事が出来た。


現在の“プチRT”で演出を楽しませるような機種で
『クレアの秘宝伝』や、『まどかマギカA』
言った台が、当たり前のように行っている演出の
走りであったのではないか?と、思っている。


後半になると、主流となった打ち方は皆、
“逆押し”に。


右上段に“赤7”をビタ押しする事で単調にはなるが
攻略効果を上げる事が出来た。


我輩は常に“逆ハサミ”で打っていたので現在の
『つばめがえし』の走りであったと言っても良い
だろうw

シフト作成者

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『ドアマン』に配属されて半年以上が経った頃で
あったか、我輩の後に続き、入れ替えで後輩も
入ってきた事で中堅を担うようになった我輩は
“シフト作成者”と言う責任を任されるように。


“ホテルの顔”とも呼ばれる『ドアマン』の主だった
仕事と言うのは玄関でのお客様のお出迎えなので
あるが、重きを置くのは要人となる、大企業の重役
であったり、政治家であったりと、運転手付きの
黒塗りの高級車で来館されるような方々。


企業がお休みとなる土日はそう言った要人の来館は
少なくなり、『ドアマン』が忙しいのは金曜で
あったり、要人が集まる大きい宴会が入る時。


先の宴会の予約状況と過去の来館状況などのデータ
や経験から多忙の日には人を厚くし、暇な日には
薄くと言った形でシフトを作成していた。


どこの企業でもやるような当たり前の事であるが、
経験がまだ、半年の我輩には中々、荷が重かった。


毎年この時期になると行われる定例となった宴会
と言うのが多く、1年前の宴会を知らない我輩に
とってはどの宴会に企業の重役が出席するかなど、
未知の話し。


先輩からの助言を貰いながらの“シフト作成”
あったが、それに慣れてきた頃であった。


人をどこに当てたら効率が良いか、などを考える
ようになった事で、かなりの時間の無駄と言うのが
見えて来たのである。


“立ち番”と呼ばれるものがあり、出勤時間を早番、
日勤、中番、遅番と言った形でズラして出勤し、
何時から何時まではどこの玄関に何番の人間が
何時間立つ、と言うのが決められていた。


早番で出勤した者が2時間正面玄関に立ち、中番で
出勤してきた者と交代し、休憩に入ると言った
ような流れが決まっていたのである。


この“立ち番”も過去の先輩が決めたものをずっと、
当たり前に行ってきたのだが、“シフト作成者”
なった事で無駄があると思うようになっていた。


暇な時間帯に無駄に3人で立つ時間があったり、
忙しい時間帯に中番が上がる時間帯であったり。


もっと、効率を上げ、より良い組織にしたい!と、
我輩は立ち上がるのであった。


だが、そこに着手するのには大きな壁があった。


それは“チーフドアマン”と呼ばれる、昔から
『ドアマン』1本でやって来た重鎮の存在で
あった。

総括

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大きな壁となる“チーフドアマン”の存在であった
が、正直な所、組織の“癌”であった。


長い事やって来た事で誰かも知らないお客様でも
相手がちょっと、常連ぶった態度を取る客が来ると
車を預かったり、893のような客にはすぐに
ビビって車を止めたり。


そんな“チーフドアマン”を追い出そうと、
“小さな革命”を企てるのであった。


『第79話』へ続く。。。

さむらい物語 第79話 ~さむらい組織改革へ~

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